米Microsoftは2023年6月29日、検索エンジン「Bing」とWebブラウザ「Edge」にAIを活用したショッピング機能を追加することを発表した。

今回追加される機能は、「Buying Guide（購入ガイド）」「Review Summary（レビュー要約）」「Price Match（プライスマッチ）」の3機能。どの機能も、ショッピングにかかる時間やお金を節約し、新たな商品を見つけやすくしてくれるものになっている。

「Buying Guide（購入ガイド）」は、検索履歴をもとにショッピングアシスタントがリサーチし、購入ガイドを生成する機能。Bing.comにアクセスし、検索ボックスに必要なものを入力すると、購入ガイドを開くことができ、複数の同様のアイテムの仕様をスマートな比較表で並べて表示するため、さまざまな Webサイトをクリックして回らなくても、オプションをすばやく比較できる。EdgeサイドバーまたはBing Chatから購入ガイドにアクセスすることもできる。

「Review Summary（レビュー要約）」は、特定の製品のレビューを要約する機能。EdgeサイドバーでBingチャットを開き、特定の製品のレビューを要約するよう尋ねると、複数のプラットフォーム上のレビューから全般的な意見を簡単にまとめてくれる。

「Price Match（プライスマッチ）」は、ユーザーが調べた特定の製品の価格をAIが監視し、価格が下がると通知する機能。小売業者の価格を比較でき、価格の推移も表示できるため、買い時の判断がしやすくなる。購入品の荷物追跡も可能で、Edgeサイドバーから購入品を追跡できるため、配送確認や追跡番号を確認するために受信箱を調べる必要がない。

なお、Edgeの「購入ガイド機能」と「レビュー要約機能」はグローバルに展開済みで、Bingの「購入ガイド機能」は米国での提供ののち、他の市場にも拡大予定。「プライスマッチ機能」は、まもなく米国で提供されるという。

ニュースリリースはこちら

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2023.02.28

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