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2025.02.17
知財ニュース
Opera、マインドフルネスのウェブブラウザ「Opera Air」をリリース
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Operaは2025年2月4日、マインドフルネスの概念に基づいて構築された初のウェブブラウザ「Opera Air」をリリースした。
「Opera Air」は、ウェブ閲覧中に気分が良くなるように設計されたウェブブラウザだ。呼吸法、バイノーラルビート、前向きな気持ちにさせる名言など、心を落ち着かせる研究に基づいたマインドフルネス機能が統合されている。マインドフルネスを向上させ、ブラウジングセッションをより楽しくリラックスできるものにするツールが搭載されている。
Opera Airで日中にマインドフルな休憩を取ることができる。同社は、これを自分の感情について考え、感覚を認識し、必要に応じてそこから距離を置く時間だとしている。
「Take a Break(休憩)」機能では、マインドフルネスを実現して気分を良くするのに役立つさまざまなエクササイズにアクセスすることが可能だ。この機能はサイドバーにあるため、休憩を取るときにいつでも利用できる。キーボードのショートカット「Ctrl+K」または「Cmd+K」を使用して、アクセスすることもできる。
この機能には、ストレスと血圧の軽減に役立つ「Breathing exercises(呼吸法)」、ガイド付きの「Neck exercises(首のエクササイズ)」、リラックスした状態をもたらし、集中力、意識、全体的なマインドフルネスの向上に役立つ「Meditation sessions(瞑想)」、心と体を深く結びつけるのに役立つ「Full Body Scans(全身スキャン)」の機能が含まれている。
「Take a Break」のエクササイズは、目的に応じてさまざまなタイプから選択可能。さらに、これらのエクササイズとルーチンはすべて、声優(エマまたはアレックス)がガイドしてくれるとのこと。
「Boosts(ブースト)」機能は、両耳にわずかに異なる2つの周波数を再生する巧妙な聴覚技術であるバイノーラルビートを活用。ヘッドフォンをすることで「Boosts」機能が意図したとおりに機能することができるとのこと。「Boosts」には「Creativity Boost」、「Energized Focus」、ストレス解消のための「Deep Relaxation」などが含まれている。
「Boosts」は、ブラウザのバックグラウンドミュージックにとどまらず、音楽トラック、アンビエントサウンド、バイノーラルビートで構成されている。3つのコンポーネントのレベルを調整して、静かな音楽トラックと大きなアンビエントサウンドを作成したり、バイノーラルビートの周波数を変更したりすることもできる。
インターフェイスの上部にあるスライダーを動かして調整可能。すべての「Boosts」はデフォルトで30分間持続するように設定されているが、15分〜無制限まで調整できる。「Boosts」は「Opera Air」のサイドバーにあり、キーボードショートカット「Ctrl+K」または「Cmd+K」からアクセスすることも可能だ。
また、「今日の名言」機能も追加。ブラウザのメイン画面下部に前向きでマインドフルな名言が表示される。シャッフルして新しい名言を表示したり、非表示、カスタマイズして共有することができる。
Top Image : © Opera