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2022.04.11
知財ニュース
NFTマーケットプレイス「nanakusa」が「SBINFT Market」としてリニューアル―メタバース上に常設ギャラリー設置
SBINFT株式会社は3月17日、同社が運営するNFTマーケットプレイス「nanakusa」を新たに「SBINFT Market」としてリニューアルオープンした。
「SBINFT Market」は、パブリックチェーンによるNFTの発行・販売・二次流通機能を備えた、キュレートされたNFTマーケットプレイス。デジタルアートや音楽、写真といった作品から、ゲームキャラクターやチケットなどの有用性のあるNFTまで、幅広くNFTを販売できる。
販売方法は通常販売とオークション販売から選択でき、通常販売時の決済方法は仮想通貨決済(ETH / Polygon / MATIC)かクレジット決済から選択可能。手持ちの仮想通貨ウォレットを接続し決済できるため、新たに取引所に口座開設する必要がなく、初心者でもスムーズに参加できる。また、NFT購入者が二次流通(販売・購入)を行った際には、一次販売者である公認アーティスト及び提携事業者にもロイヤリティが還元される仕組みになっている。
今回のリニューアルに伴い大きく変わるのは一次販売時の販売手数料で、7.5%から10%に変更になる。加えて、ウェブサイトのデザインが変わり、対応言語も従来の日本語・英語に、新たに中国語と韓国語が追加された。
SBINFT株式会社では今回のリニューアルを記念し、VRメタバース「Decentraland(ディセントラランド)」と「Cryptovoxels(クリプトボクセルズ)」に常設のVRアートギャラリー空間を設置し、公認アーティストの作品展示やイベントを開催する。さらに、新たなパートナーとして、アーティストのスプツニ子!や、SUSHI TOP SHOTらを迎える。
Cryptovoxels内常設ギャラリー
Decentraland内常設ギャラリー
近年、活況を続けるNFT市場。今後のさらなる発展に期待したい。
Top Image : © SBINFT 株式会社