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2024.09.12
コラム | 知財図鑑コラム
知財ハンターがオススメする「アイデア作りを刺激する本」【知を読む】
世界を進化させる“すごい知財”を日々収集し、クリエイター目線で未来の活用法を提案するWEBメディア「知財図鑑」。知財図鑑に掲載される情報は、日々テクノロジーやカルチャーにアンテナを立て続けている、DAOを目指した自律分散型組織「知財ハンター協会」のメンバーによってハントされています。
このコラム「知を読む」では、職種も年齢も様々な知財ハンターたちがレコメンドする書籍を紹介します。今回のテーマは「アイデア作りを刺激する本」です。
知財図鑑は6月に、AIを活用した新規事業のアイデア共創プラットフォーム「ideaflow(アイデアフロー)」を発表しました。すでに話題を集めている「ideaflow」と合わせてぜひ今回の選書とコメントもチェックしてみてください。
▶︎知財図鑑がAIを使ったアイデア共創プラットフォーム「ideaflow」のベータ版を発表
▶︎知財ハンター協会へのお問い合わせ・参加はこちら
『海』
イラストたっぷりかつ詳細な解説で、大人も楽しめる絵本になっています!!科学絵本・図鑑は、身近な話題なのに、大人でも知らないことがいっぱい書いてあるので、アイデアの種になったり、視野を広げるときにすごく役立ってます!!私がものづくりや研究を始めるときは、だいたい科学絵本や図鑑を読んでます。(あまりにもおすすめなので以前個人noteにも書いてます ▶︎note)
(レビュアー:小澤 知夏)
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『takram design engineering | デザイン・イノベーションの振り子』
創造という行為が、要素還元的に分断化された現代において、新しい創造のあり方を説く一冊です。デザイン・エンジニアリング集団であるTakramは、問題と解決、具体と抽象、作ると考える・・・といった様々な「極」を行き来する「振り子思考」が重要であると提案しています。Takramの思考と実践を介して、自分の創造行為を振り返り、アップデートしたくなる触媒のような本だと思います。(レビュアー:hayataka)
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『情報を活用して、思考と行動を進化させる』
巨人の肩の上に乗る。ニュートンはこの言葉を、「自分が新たな発見できたのは、先人たちによる膨大な知識や発見の蓄積があったからである」という意味で使ったと言われています。アイデア作りや創造のためには、情報や知識といった「巨人」を味方にすることも大切です。そのための情報収集・活用について、この本は心構えと具体的な方法を教えてくれます。(レビュアー:hayataka)
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『宇宙船地球号 操縦マニュアル (ちくま学芸文庫)』
現代のレオナルド・ダ・ヴィンチとも称されるバックミンスター・フラーによる著書。本書における「富」の定義がお気に入りです。物事を包括的に捉えて新たな発想を得るにあたり、刺激がもらえる作品だと思います。ダイマクション!
(レビュアー:Uchida)
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『ノーツ 第一号 「庭」』
引用元: https://notesedition.stores.jp/items/663440d9057a6806b57573fd
こちらの本は、「庭」について建築コレクティブGROUPとさまざまな職種の方々の対話の記録を束ねています。私にとって庭は幼少の頃から常に身近にあり憩いの場でしたが、「どこからが庭なのか?」「なぜ庭に癒されるのか?」といった深い疑問に触れることで、新たな視点から庭を見つめ直すことができました。
(レビュアー:Masato Kumakura )
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ideaflow 「使える」アイデアを「無限に」生み出す方法
「デザイン思考」を生み出したスタンフォード大学d.schoolの人気講義から生まれたアイデア創出メソッド。「質より量」を出すことの重要性を説き、アイデアが溢れ出る状態を作るための数々の手法が提示されている。「アイデアの本質は次のアイデアを連れてくること」など、ビジネスシーンにおける新規事業の現場にとって突き刺さる言葉も多い。(レビュアー:ryoar)
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いかがだったでしょうか?このコラムでは引き続き「知財ハンター」のメンバーがオススメするモノ・コトを定期的に紹介していきます。自分もオススメを共有したい!新しい技術やトレンドについて交流したい!と感じた方は、まずは「知財ハンター協会」のDiscordコミュニティに気軽に参加してみてください。
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