No.243

2021.01.19

日本全国3D都市モデルのオープンデータ化プロジェクト

PLATEAU

PLATEAU

概要

PLATEAU(プラトー) は、誰もが自由に利用することのできる日本全国の3D都市空間情報プラットフォーム。バーチャルな3D都市空間上にあらゆる情報を蓄積・可視化させることができる。これまで、都市に関する情報は、各セクターで分断されバラバラに整備・蓄積されてきたため、得られる情報に限界があった。一方、PLATEAUはさまざまな情報を統合的に管理しているため、複数の情報を基にした都市計画立案や、都市活動のシミュレーション、分析などを効率的におこなうことができる。将来的には、日本政府が目標に掲げるスマート社会「Society 5.0※」の実現に向けたさまざまな分野での活用が期待されている。

※サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society):内閣府Webサイトより

なぜできるのか?

CityGMLによる詳細な3D都市モデルの構築

PLATEAUの3D都市モデルには、CityGMLと呼ばれるデータフォーマットが採用されている。CityGMLは地理空間データ用の標準データフォーマットであり、建築物だけでなく、地形や道路さらには樹木まで、多くの都市構成要素がモデル化されている。この緻密性が、全国規模での詳細な3Dモデルの構築を可能にしている。

LODに基づいた統合的なデータ管理

オブジェクトのデータ管理には「LOD(Level of Detail)」という概念が導入されている。LODとは、オブジェクトの情報を詳細度(2D情報や3D情報、景観情報など)によってレベル分けする考え方のことである。この考え方をデータ管理に取り入れることで、さまざまな情報を用途に合わせて統合的に管理・活用できるようにしている。

活用方法やアイデアのオープン化

PLATEAUは多様なテーマでユースケース開発やハッカソンを実施している。その中で生まれた活用手法やアイデアを集積し、その成果をオープンデータ化することで、より優れたプラットフォームとして進化し続けることができる。

相性のいい産業分野

生活・文化

災害の規模を可視化するリアル災害シミュレーション

アート・エンターテインメント

リアルな日本を舞台にしたシミュレーションゲーム

住宅・不動産・建築

未来の3D都市モデルシミュレーション

流通・モビリティ
  • 距離や地形、交通量データを踏まえた目的地までの最速ルート検索アプリ

  • リアルな3Dモデルによるカーナビシステム

この知財の情報・出典

この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
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