知財図鑑

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No.292

2021.03.17 Upload

考えるだけで操作ができるARデバイス

Cognixion One

Cognixion One

概要

Cognixion Oneとは、コントローラーや音声操作を用いずにユーザーが頭の中で必要なことを考えるだけで入力が可能となるARデバイス。脳からの信号を最適化する「Brain-Computer Interface(BCI)」を搭載し、視線や脳波・脳活動を通してヘッドアップディスプレイに映るメニュー画面の動作を選択したり、メッセージをタイプしたりすることができる。脳性麻痺や筋萎縮性側索硬化症(ALS)など、意思の疎通方法にハンディキャップを抱える人のコミュニケーションツールとしての活用が期待される。

なぜできるのか?

多分野の専門家チームによる開発

神経や脳、脊髄に障害を抱えた人々のために数多くのアプリ開発を行ってきたCognixionが、行動科学と脳科学に基づき、神経学者・エンジニア・言語病理学者等の専門家のチームとともに4年の歳月をかけて開発。

脳波を受信・解析するBCIを搭載

VR/ARデバイスの入力方法として注目されているBCI(Brain-Computer Interface)を搭載。脳波や脳活動による血流量変化など、脳活動を検知・解析することによって、ユーザーの行動や思考を判断することができる。ユーザーの頭部に設置した6つの電極から信号を読み取るため、外科手術は不要。

機械学習によるユーザビリティの向上

機械学習によって、使用するたびにそのユーザーが何を伝えようとしているのか高度に認識・学習することが可能。ユーザーの行動を予測して動作を提案するため、より効率的かつスムーズな操作を行うことができる。

他のデバイスを必要としないスタンドアローン

デバイスはPCや外部機器への接続が不要。コントローラーやケーブルもないため、より手軽に日常生活へ取り入れることが可能になる。

相性のいい産業分野

メディア・コミュニケーション

脳性麻痺や筋萎縮性側索硬化症(ALS)の人々のコミュニケーションツール

医療・福祉

ユーザーの脳の活動パターンを解析した心理学研究への応用

生活・文化

身体の不自由な被介護者が自分の意思で決定できるケアプラン

IT・通信

会話がはばかられる状況における「無音会議」

アート・エンターテインメント

ユーザーの思考をリアルタイムに反映させたXRゲーム

この知財の情報・出典

この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
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