No.334
2021.05.25
3Dプリンターで家を造るプロジェクト
Sphere(ソフィア)
概要
Sphere(ソフィア)とは、3Dプリンターを活用した次世代の家を造るプロジェクト。大型の3Dプリンターと複合素材を用いることで、強度に優れた家を低価格かつ短時間で作ることができる。現在、多くの人にとって家の購入は大きなリスクを伴うものであり、気軽に買い替えたりいくつも所持したりすることは難しい。将来3Dプリンターによる家が普及することで、ライフステージに合わせて自由に家を買い替えるライフスタイルが生まれるかもしれない。
なぜできるのか?
大型3Dプリンターの活用
大型の3Dプリンターを用いることで24時間という短い時間で家を建てることが可能。また、従来のような木材やコンクリートの運搬・施工を必要としないため、物流費・人件費が大幅に低減され、30坪300万円以下という低コストで建築することができる。
球形による強度のある構造
全体を球形に設計することで、鉄筋などの構造体を用いなくても複合素材のみで自然災害に強い頑丈な家を創ることができる。また球形は表面積が少ないため材料の削減にもつながる。
相性のいい産業分野
この知財の情報・出典
この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
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Top Image : ©Clouds AO Sphereプロトタイプ概観(1)