No.341
2021.06.09
オンラインライブ配信に特化したクリエイティブ・スタジオ
BLACKBOX³(ブラックボックス)
概要
BLACKBOX³(ブラックボックス)とは、大型4面LEDパネルと国内初の常設となる高性能メディアサーバーを導入したクリエイティブ・スタジオ。2つのタイプの異なるスタジオと音響・照明・映像機器など、ライブ配信やMV撮影に必要な設備が完備され、指定のサービス上での利用の際にはアーティストの費用は無料となる。近年需要が高まっているオンライン配信の中で、アーティスト側の負担を軽減しながらハイクオリティなオンラインライブを行うことを目的としており、ジャンルを超えたクリエイターによる新たな創作活動の場として期待がされている。
なぜできるのか?
大型4面LEDパネルとメディアサーバー「disguise vx2」
スタジオ内の背面、両側面、床面の4面にLEDパネルが設置されており、W9000mm×D4000mm×H4000mmのLEDパネルに映像を投影をすることが可能となる。また、同期制御や同時再生能力に優れた高性能メディアサーバー「disguise vx2(ディスガイズ・ブイエックスツー)」を国内で初めて常設。天井と床に設置されたリモートカメラとの位置情報連携により、常に演者とLEDが正対しているCG空間のような視覚効果やARを使った映像演出が可能となる。
5Gを活かしたスムーズなライブ配信
2021年度中には5Gエリア化を予定。5Gの「高速」「大容量」「低遅延」の特長を活かしたライブ配信により、国内外で鮮明な映像をリアルタイムで楽しむことが可能となる。
アーティストへの機材無償貸し出し
BLACKBOX³は、4面LEDパネルを常設した「BOXスタジオ」とアンティーク調の「BRICKスタジオ」の2つのスタジオを併設しており、配信に必要となる特殊照明や音響機器設備を完備。これらは、同社が運営するコミュニティ型ファンクラブ「Fanicon(ファニコン)」や「Cassette(カセット)」、ドコモの「dTV」にてライブの配信を実施するアーティストは無料で使用することが可能、アーティストの金銭的な負担を軽減しながらLIVEを実施することができる。
相性のいい産業分野
- アート・エンターテインメント
オンラインならではの空間演出を組み込んだ臨場感のある配信型音楽フェス
- メディア・コミュニケーション
MR(Mixed Reality:複合現実)技術を活用したファンとの交流イベント
- 教育・人材
リアルイベントが困難なアーティストへの創作支援
- IT・通信
同スペックのスタジオを全国各地に導入することで遠隔地をシームレスに繋いだ配信LIVE
この知財の情報・出典
この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
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