No.365

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2021.07.08 Upload

世界中のボランティアと繋がる「ごみ拾いSNS」

PIRIKA(ピリカ)

ゴミ拾い

概要

PIRIKA(ピリカ)とは、アプリ上でごみ拾いの報告をすることで世界中の人とつながる、ごみ拾いボランティアSNS。拾ったごみの写真を投稿すると、他のユーザーから「ありがとう」のコメントがもらえるなど、ごみ拾いを通じたコミュニケーションを取ることができる。マップに表示された世界中のごみ拾いの状況や、周辺地域のごみ拾いのログ、全国の清掃系イベントなどを確認することも可能。個人向けのアプリ以外にも、「企業・団体版ピリカ」「自治体・地域版ピリカ」も開発され、多様なニーズに対応している。2021年5月時点で、世界108カ国で拾われたごみの累計は1億8千万個。誰もが気軽にごみ拾いに参加することで、地域貢献活動や環境問題への関心の高まりが期待されている。

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なぜできるのか?

ごみ拾いを通じたコミュニケーション

ピリカでは拾ったごみの写真の投稿をもとに「ありがとうボタン」やコメント、メッセージなどを利用しユーザー同士のコミュニケーションが生まれる。タイムライン上では周辺地域で拾われたゴミのログをリアルタイムで見ることが可能。アップロードしたごみのログはプロフィールに表示され、「ありがとう」の数や自身のごみ拾い活動が及ぼした影響、集められたゴミの総量などが共有される。

ボランティア活動への関心を高める機能

世界中のごみ拾い状況が確認できたり、コミュニティへの参加、清掃イベントの情報収集などを行うことも可能。清掃活動に興味を持った人たちが他のボランティア活動へアクセスできるような仕組みにより、ユーザーの社会貢献への関心を高め継続的な活動につながるような設計になっている。

CSR活動を活性化する「企業・団体版ピリカ」

企業や団体向けに、清掃活動を可視化する「企業・団体版ピリカ」も開発されている。写真、ゴミの量、参加人数、活動時間を記録することで、清掃活動の様子がわかるページが自動生成される。CSVのダウンロードや複数グループで利用などのカスタマイズ機能も充実しており、企業や団体のニーズを反映したサービスになっている。

効率的な地域美化に貢献する「自治体版ピリカ」

ピリカを活用し、地域ごとの清掃活動を可視化したウェブサイトの構築も可能。地域の清掃活動を活性化し、キャンペーン参加者数の増加や地域美化に貢献することができる。住民が見つけた不法投棄等の情報が自治体の担当課に自動共有される連絡機能も追加され、自治体の抱える環境美化の課題に対しても役立つ。

相性のいい産業分野

メディア・コミュニケーション

時間や場所を選ばない清掃活動を通じたコミュニケーションツール

官公庁・自治体

自治体やボランティア団体による清掃イベントのPR

教育・人材

清掃活動を通した地域貢献を学ぶ実践的教育プログラム

環境・エネルギー

プラスチックごみの削減による海洋汚染防止対策

この知財の情報・出典

この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
詳細な情報をお求めの場合は、お問い合わせください。

Top Image : ©Getty Images

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