No.437
2021.10.06
22.2chサラウンド対応のチェアスピーカー
TamaToon SA-1852
概要
「TamaToon SA-1852」は、シェル内部に24個の高性能スピーカーを理想的な形で配置し、22.2chサラウンドシステムに対応したオーディオハート社製のチェアスピーカー。最新のシアター設備に匹敵する臨場感あふれる立体音響を実現した。また、椅子のデザインはフィンランドのデザイナー、エーロ・アールニオによる「ボールチェア」がモデル。周囲の音を遮音し、より没入感の強い音響空間を実現している。なお、22.2chサラウンドのほか、ステレオやDolby Atmosの再生など、多様な再生環境にも対応している。
なぜできるのか?
24個の高性能スピーカーを理想的な配置で内蔵
「TamaToon SA-1852」は、11.2ch対応のチェアスピーカー「VRS-1」や7.2ch対応の「VRS-2」を世に送り出してきたオーディオハート社製のチェアスピーカー。NHK BS8Kで採用されている22.2chサラウンドシステムに対応しており、内部に24個の高性能スピーカーを理想的な形で配置することで最新のシアター設備にも匹敵する立体音響を実現している。
22.2chサラウンドシステムを筆頭に多様な再生環境に対応
22.2chに対応しているコンテンツは現状限られているが、8K HEVCファイルを再生できる「Tamazone Player HP-7524」、22.2chのMPEG-4 AACに対応したオーディオデコーダー「MA-1851」といった製品と接続して22.2chコンテンツを楽しめる。なお、22.2chサラウンドシステムのほか、ステレオやDolby Atmosなど、多様な再生環境に対応している。
「ボールチェア」をモデルに臨場感あふれる音響空間を実現
「TamaToon SA-1852」のスタイリッシュなデザインは、フィンランドのデザイナー、エーロ・アールニオの「ボールチェア」がモデル。『2001年宇宙の旅』に登場し脚光を集めた近未来的デザインのこの椅子は、内部に半個室のような空間を作ることで、周囲の音を70%カットすることができ、より理想的な音響空間で音を楽しめる。
相性のいい産業分野
この知財の情報・出典
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Top images:©アストロデザイン株式会社