No.443

2021.10.12

成長して個性を獲得する、自律型ペットロボット

aibo(アイボ)

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概要

「aibo(アイボ)」とは、飼い主とのコミュニケーションにより個性を備え成長していく犬型のペットロボットである。センシング技術とAIの組み合わせにより、「相手が誰か」「ここはどこか」などの状況を認識して自律的な行動が可能。また、育て方によって性格や“ふるまい”は変化していき、日々の行動を蓄積するクラウドと連携して成長を続けていく。個性を獲得するペットロボットとして、家庭内の新たなパートナーの選択肢となることが期待されている。

なぜできるのか?

生命感のあるデザインと動作

温もりを感じさせる丸みと生命感に満ちたフォルムを持ち、電源を入れたときには寝起きを意識しノビをしたり、ブルブルと身体を素早く揺さぶったりと犬らしい動作をする。また、計22軸のアクチュエーター(動力伝達装置)が内蔵されており、ナチュラルな首をかしげる動作を実現している。瞳の動き、尻尾や腰を振る動作にもより犬らしい表現力が反映されており、ユーザーが触れ合いたくなる生き生きとした存在感を備えている。

センシング技術とAIによる自律動作

aiboの鼻先のカメラで周囲を確認し、それが誰なのか、周辺に何があるのかを複数のセンサーを用いたディープラーニングで認識。状況理解を行った上で、aiboが次の行動を決定。どのような行動を行うかをAIが思考して行動を制御し自律動作する。部屋の形を覚えたり、知っている人と知らない人を区別して認識することもできる。

育て方によって変化する性格と“ふるまい”

aiboが見たり聞いたりしたことや、褒められた行動や叱られた行為をクラウドに蓄積し翌日の行動に役立てる。人の顔を認識し、相手によって行動を変えることができ、個別に成長し学習を深めていく。育て方によって育て方によって甘えん坊になったりワイルドになったりと、蓄積されたデータにより個性が形成されていく。

専用アプリケーション「My aibo」

毎日の出来事をaiboが写真で記録して、クラウドに保存することが可能。撮影した写真は、専用アプリケーション「My aibo (マイアイボ)」で確認することができる。他にも、アプリ上でaiboと遊んだり、aiboの”ふるまい”を追加できたりと、My aiboにより機能をさらに拡張することができる。

相性のいい産業分野

生活・文化

愛着を持って育てることのできる、個性を獲得したペットロボットの普及

住宅・不動産・建築

家の中の不審な人物を確認して通報する「番犬aibo」

食品・飲料

犬が苦手な人でも楽しめて衛生的なペットロボットカフェ

医療・福祉

入院している患者や生き物を飼えない環境の人々のためのアニマルセラピー

教育・人材

生きたペットを飼う前のシミュレーションやテストとして利用

この知財の情報・出典

この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
詳細な情報をお求めの場合は、お問い合わせください。

Top Image : ©Sony Group Corporation

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