No.471
2021.10.29
紙に書いた文字がデジタル化されるスマートペン
LAMY safari all black ncode(ラミーサファリ オールブラック エヌコード)
概要
「LAMY safari all black ncode(ラミーサファリ オールブラック エヌコード)」とは、紙のノートに手で書いた文字がデジタル化されるスマートペンである。専用ノートに書くことで、ノートに印刷された微細な線とコードを認識し書いた位置座標を特定、書いた内容がそのまま専用アプリに反映・保存される。また、4,096段階の筆圧認識や、フル充電で11時間ほど使える長寿命を実現。将来、紙とペンのアナログの利点とデジタルの利点を活かし合う、さらなる融合が期待される。
なぜできるのか?
書いた内容をそのままアプリに保存
対応する専用のノートには微細な線と記号からなるコードが印刷されており、スマートペンはこのコードを認識することで書いた位置を特定し、筆記の内容をそのまま専用アプリに反映・保存する。書いた文字はテキストデータに変換も可能。また、キーワードやタグによって書いた内容を検索することもできる。
ロングセラーモデルから受け継がれるデザイン
ドイツデザインのロングセラーモデル「LAMY safari」のデザインを兼ね備えたままスマート文具化。極限まで無駄を削ぎ落とした特徴的な形が受け継がれ、機能性の高いデザインとなっている。好みに応じてペン芯を変えることも可能。
高機能のデジタル文具
4096段階の筆圧認識を持ち、フル充電で11時間ほど使える長寿命。ペンの内蔵メモリーは16MBあり、ペンとアプリが常に接続していなくても、オフライン保存でA4用紙30ページ程度の内容をペンに保存が可能。
相性のいい産業分野
- メディア・コミュニケーション
書いた内容をデータ化することによる、メモの保存と他者との共有
- 金融・保険
手書きサインのデジタル化・遠隔化による作業効率とセキュリティの向上
- 生活・文化
過去に自分が取ったメモをクラウド上から簡単に検索、自分の考えやよく使う言葉を抽出
- 教育・人材
複数の教科の講義内容を同じノートに書いて後から別々に振り分け保存
この知財の情報・出典
この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
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