XTURISMO（エックスツーリスモ）：空を走る実用型バイク・エアモビリティ

概要

「XTURISMO（エックスツーリスモ）」とは、プロペラの力で空中を走る実用型の空飛ぶバイク・エアモビリティ。機体の軽量化やエンジンの高効率化、動きの自動制御システムの開発によって、人が乗った状態でも自由に空中を走行できる。空の道を構築し、安全に運航するためのシステム「C.O.S.M.O.S.」の開発も同時に行われており、多くのエアモビリティやドローンなどが飛行する未来ビジョンに向けた実用化を目指す。今までにないモビリティ体験を生み出すXTURISMOは、エアモビリティの社会実装を実現するキープロダクトとして期待を集めている。

XTURISMO（エックストゥーリスモ）

なぜできるのか？

素材と設計技術による本体の軽量化

XTURISMOに使われるほぼ全ての構成部品は、軽量かつ強靭で腐食しないCFRP（Carbon Fiber Reinforced Plastics：炭素繊維強化プラスチック）素材を採用。メインボディは、軽量化設計技術・CFRP成型加工技術（東レ・カーボンマジック株式会社との協業開発）の活用により大幅な軽量化を実現している。

高効率な駆動系と内燃機関

XTURISMOの内部には、高効率かつ軽量化された駆動系（株式会社戸田レーシングとの協業開発）、さらには高性能のエンジン燃焼技術を持つエンジン（カワサキモータース株式会社製）をベースとして搭載。航続時間は最大40分にもなり、低空域・中空域を長時間思い通りに移動することができる。

専用アプリケーションと運航管理システム「C.O.S.M.O.S.」の開発

XTURISMO本体に加え、安全な社会実装に向けたアプリケーションや運航管理システム「C.O.S.M.O.S.」を同時開発。専用アプリケーションは、XTURISMOの走行状態やマップとの連携、運転サポート機能を搭載。「C.O.S.M.O.S.」は、空の道を構築するシステムとして、多くのエアモビリティやドローンなどが飛行・走行する場合でも、安全な運航をサポートしてくれる。