No.537

2021.12.15

風船のように膨らむ電動モビリティ

poimo(ポイモ)

poimo(ポイモ)

概要

「poimo(ポイモ)」とは、風船のように膨らまして使う柔らかな電動モビリティ。パーソナルモビリティとソフトロボティクスの技術を組み合わせることで、人が持ち運べるほど軽く、どこでも乗り降り可能なモビリティを実現した。従来、硬質な素材で構成されていたボディを柔らかな素材に置き換えたことで、周囲への安全性が高いだけでなく、ユーザーの体型や用途に合わせた形状のカスタマイズも容易。poimoは、公共交通機関と目的地をシームレスにつなぐ、ファーストマイル/ラストマイルに適した携帯型モビリティとしての実用化が期待されている。

poimo(ポイモ)

なぜできるのか?

柔らかくて丈夫なドロップステッチ素材の使用

poimoのボディ素材には、軽くて強度のある「ドロップステッチ(樹脂と布の複合素材)」を使用。風船のような柔らかさを持ちながらも、利用者の体重を支えられる荷重耐性を持つ。また、ドロップステッチ素材は従来のモビリオティ素材よりも安価のため、低コストでの製造が可能。

空気圧によるステアリング構造

poimoは、インフレータブル(空気圧)構造を利用したステアリング(操舵装置)構造を採用することでボディをさらに軽量化。従来のステアリングパーツを必要とせずに、運転操作を行うことができる。

自由度の高いカスタマイズ性能

ボディ素材は、パターン(型紙)に沿って加工するため自由度の高いカスタマイズが容易。ユーザーの用途・体形に合わせたり、障がいを持つ人でも乗れるようにしたりといったデザイン変更を簡単に行うことができる。また、「走るベンチ」などの一風変わったモビリティも制作可能。

相性のいい産業分野

流通・モビリティ

公共交通機関と目的地や自宅までの間を繋ぐ携帯型モビリティ

医療・福祉

ユーザーそれぞれの身体の状態に合わせた医療施設内移動用モビリティ

旅行・観光

旅先まで持ち運んで使える折り畳みバイク

生活・文化

緊急時以外は折りたたんでしまっておける非常用モビリティ

アート・エンターテインメント

好きなものや形をモビリティ化して走らせるレクリエーションイベント

この知財の情報・出典

この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
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Top Image : © 東京大学 & mercari R4D

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