No.538
2021.12.16
舐めると“味”を感じる、味覚再現ディスプレイ
Taste The TV(テイスト・ザ・ティーヴィー)
概要
「Taste The TV(テイスト・ザ・ティーヴィー)」は、任意の味を表現できる味覚ディスプレイ。味覚センサーの測定値に基づき、味を形作る液体や香料を調合し、任意の味を再現した液体を噴霧する。ディスプレイに映った食べ物の味を再現した混合液体を味見フィルムやトレーに噴霧すれば、液体を舐めることで画面に映る料理の味を感じる味覚ディスプレイとなる。アルコールの風味や辛味、香りの付与も可能であり、対象の食べ物や物体に任意の味を噴霧して味を再現し楽しむなど新たなフードスタイルを提供できる可能性がある。将来、味見できるメニューの開発や、味のするテレビなど、映像や音声の伝送とともに味覚も伝送する次世代の味覚システムの開発が期待される。
なぜできるのか?
液体を調合し任意の味を再現
「Taste The TV(テイスト・ザ・ティーヴィー)」は、ディスプレイと付属のタンクから構成されており、タンク内部のカートリッジに充填されたグルタミン酸水溶液や食塩水などの味を形作る成分を、味覚センサーの測定値に基づき調合することで、あらゆる味を再現した混合液を噴霧する。
味を再現した液体を映像とともに伝送
味を再現した混合液を味見フィルムに噴霧することで、噴霧液体で味見を行なう。ディスプレイに映る料理の味を再現した液体をその都度調合し噴霧し、味わってもらうことで、映像とともに味を伝える「味見できるメニュー」の使い方が可能。アルコール味や辛味や香りを演出するカートリッジもセットでき、酒類の味や風味も再現できる。
相性のいい産業分野
- メディア・コミュニケーション
テレビに登場した料理の味の液体を噴霧するデバイスで味の伝送
- IT・通信
味をデータとしてダウンロードや配信
- 食品・飲料
味のデータをコード化し食品のパッケージに貼付することで事前の試食データの配布
- アート・エンターテインメント
味覚に訴えかけるデジタルアート作品
- 生活・文化
思い出の味をデータ化しNFTで販売