No.579
2022.02.17
着座からユーザーの健康状態を見守る次世代IoTソファ
Lifa(リィファ)
概要
「Lifa(リィファ)」とは、離れて暮らす家族の健康状態を見守るIoTソファ。本体内部に搭載されたセンサーでユーザーの着座状態を検知し、異常を発見した場合は家族に自動で通知する。また、着座中の癖や姿勢の歪みを解析しWebアプリで結果と改善を表示する機能も搭載されているほか、内蔵された温湿度センサーで室内環境を確認することも可能。ユーザーの健康意識を高め、健康寿命の延伸に寄与する知財として注目を集めている。
なぜできるのか?
内蔵センサーでユーザーの健康状態を把握
「Lifa(リィファ)」に内蔵されたセンサーは、ユーザーの着座データを毎秒6回取得し、独自のアルゴリズムで解析する。「着座中に体が動かなくなった」「長時間座り続けている」「長時間座りに来ない」「咳き込み」といった異常を検知した際には登録先の家族に通知メールを送信。咳き込みの程度や着座時間の目安はユーザーが選択できる。
姿勢解析で日々の健康をサポート
長期的な着座データが蓄積すると、立ち上がりに要する時間など、経時的な変化が解析可能になる。「Lifa」はこうしたデータを照合・解析することで姿勢の歪みや下肢筋力の低下を早期検出。データは毎月解析され、連携アプリを介して解析結果とアドバイスを確認できる。
ユーザーにとって最適な座り心地を追求
「Lifa」には、開発元であるカーシートメーカー・TOYO H&Iが長年にわたり培ってきた技術を凝縮。2時間座っても疲れない理想的な座角(骨盤角や胸推角)と、硬すぎず柔らかすぎないウレタンを使用することで、ユーザーにとって最適な座り心地を実現した。
相性のいい産業分野
この知財の情報・出典
この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
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Top images:© 株式会社 TOYO H&I