No.736
2022.06.22
エネルギーと水を100%自給できる居住モジュール
WEAZER(ウェザー)
概要
「WEAZER(ウェザー)」とは、電気・ガス・水道のインフラ設備のない場所でも設置できるオフグリッド型居住モジュール。エネルギーを自給し、雨水から水を作り出すことで既存インフラに頼らずエネルギーと水を100%自給する。自然の力でエネルギーを自給するためCO2を排出せず、特殊な浄化装置により汚水排出しない仕組みのため、設置場所の環境を汚染しない。ニーズに合わせてカタチやサイズの設計を自由に変えることができるため、ホテルや別荘、緊急時の避難場所など、幅広い用途での活用が期待される。
実現事例 実現プロジェクト
WEAZER 西伊豆
「WEAZER 西伊豆」は、「WEAZER(ウェザー)」のファーストモデルであり、静岡県の西伊豆で2022年秋にオープン予定の一棟貸し型のホテルヴィラ。駿河湾を望む高台に位置し、専属のコンシェルジュによるおもてなしとオーシャンビューの露天風呂などを備えた特別なプライベート空間を提供。夕食時には、古民家をフルイノベーションした複合施設「LOQUAT 西伊豆」にて、地産地消にこだわったイタリアンフルコースを味わえる。
なぜできるのか?
既存のインフラ設備に頼らないオフグリッド
「WEAZER(ウェザー)」では、太陽光発電で電気を作れるほか、雨水を濾過・滅菌して水を作ることが可能。水道・ガス・電気の既存インフラに頼らないオフグリッドな生活を実現する。
簡単な工事で設置可能
「WEAZER(ウェザー)」は、ユニット建築に基づき設計。ニーズに応じて工場でユニットを組み合わせて建築施工し、現地輸送するため、数日の工事で「置くだけ」で設置できる。様々な場所への設置・滞在を可能にする。
電気自動車(EV)との連携
「WEAZER(ウェザー)」の余剰電力は、電気自動車の充電用電力として使用できるほか、緊急時には電気自動車から建物の電力を賄える。
相性のいい産業分野
この知財の情報・出典
この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
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