No.769

2022.10.21

聴くことで仮想通貨を獲得する「web3音楽プレーヤー」

PENTA(ペンタ)

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概要

「PENTA(ペンタ)」とは、音楽を聴くことで暗号通貨を獲得する「Listen and Earn Music Player」をコンセプトとしたアプリ。ユーザーは事前にヘッドホンNFTを購入し、外部の音楽配信サービスと連携させて好きな曲を聴くことで、聴取時間に応じて「PENTA」独自のトークンを獲得できる。獲得したトークンは、ヘッドホンのレベルアップや修理に使用でき、成長させることで獲得量を増やすことが可能。ゲーム性が付与されたWeb3時代の音楽アプリとして期待されている。

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なぜできるのか?

状況に合わせたプレイモード

デバイスのマイクで周囲の音楽を認識する「アンビエントモード(開発中)」と、音楽アプリ(Apple Music や Google play music)で音楽を聞いている状態でトークンを稼げる「インターナルモード」が存在。どちらのモードもそれぞれHPの消費量や、採掘可能な曲数の上限などの制約がある。

多様な用途を持つゲームアイテム

ゲーム内には「ペンタストーン」「ステッカー(開発中)」「アクセサリー(開発中)」の3つのアイテムが存在。「ペンタストーン」は音楽を聴きながら獲得できるトークンで、ヘッドホンの修理や改造、HPの回復などさまざまな用途に使用できる。

トークンの獲得を左右するヘッドホンの属性

ヘッドホンには、品質が低いものから「N」「N PRO」「X」「X PRO」「ELITE」の5つの「レアリティ」があり、レアリティが高いほど1日に稼げるトークンの量が増大する。また、ヘッドホンには音楽の「ジャンル」が割り当てられており、ヘッドホンのジャンルとユーザーが聴く音楽のジャンルが一致するときに獲得量が最大となる。

ゲーム性を担保する各種機能

ヘッドホンNFTには、改造するとヘッドホンのレアリティが上がる「ポテンシャル」や、音楽再生時に発生するイベントに関連し、追加報酬を受け取る可能性が向上する「ラック」などの機能がある。特定の楽曲を聞くことで抽選でNFTやライブ抽選券、MV音源が獲得できる「ラッキークエスト」機能の実装も予定されている。

ブロックチェーンによる音楽経済圏の構築

現在(2022/10/20)は、クローズドβ版アプリがリリースされている。将来的に音楽をアップロードすることでトークンを獲得する「Compose and Earn」としてミュージシャンに対するベーシックインカムも目指している。「Listen and Earn」と合わせてサービスが循環する構想の一環となる。

相性のいい産業分野

メディア・コミュニケーション

「PENTA(ペンタ)」を通じてユーザーの音楽の聴取を促進

金融・保険

投資対象としてヘッドホンNFTを購入

生活・文化

ブロックチェーン上に作曲過程を残し作曲者を著作権侵害から保護

アート・エンターテインメント

特典として作曲者の作曲ノートをユーザーにプレゼント

教育・人材

講義や授業を聞くと暗号通貨が獲得できるアプリ

旅行・観光

鳥の声や鳴き砂の音など、特定の観光地の環境音を聞くと暗号通貨が獲得できるアプリ

この知財の情報・出典

この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
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