No.795
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2023.04.12
ゲームを通じてふるさと納税できるシステム
ふるさと還元
概要
「ふるさと還元」とは、ゲーム内課金でふるさと納税できるシステム。ユーザーが課金を行う際に地方自治体などの寄付先を設定すると、ゲームシステムから寄付先へふるさと納税の情報が送られ、ユーザーはお礼としてゲーム内で使えるアイテムなどの返礼品を受け取れる。地方を支援する制度として活用が進んでいるふるさと納税を、生活の一部であるゲームとつなぐことで、日常的な地方創生への貢献を可能にしている。ふるさと納税を促し地方財政を潤すだけでなく、日常的に寄付先への興味や関わりを持たせて地方へ足を運ぶ人の流れを作り、地域活性化にも貢献すると期待されている。
なにがすごいのか?
ゲーム内の課金行為からふるさと納税ができる
ゲーム中に寄付先と返礼品を選ぶことができる
ふるさと納税の返礼品として、ゲームパフォーマンスを高めるアイテムなどの設定が可能
なぜ生まれたのか?
カプコンの保有技術(特開2022-137905)をもとに、同社と知財図鑑が「妄想大喜利」を実施。社会課題である「地方創生」の切り口でアイデアを拡張して発明した。地方創生への寄与を目指して開発された既存システムでは、プレイヤーや支援者が特定地域と関わることでゲームを有利にできる一方で、地方財政への直接的な支援はできなかった。そこでふるさと納税に着目し「ふるさと還元」を発明した。
妄想プロジェクト 妄想プロジェクト
ゲームでふるさと納税
ユーザーはゲーム中にゲームアイテムを購入する。地方自治体ごとに提供されるゲームアイテムが異なり、ユーザーは地方自治体を選択してゲームアイテムを購入すると、購入額の一部が地方自治体へ寄付される。寄付の返礼品としてゲームアイテムが獲得される。またゲームを沢山こなすことや、ユーザーが訪問したことのある地域にいることを「ゲームでふるさと納税」の還元条件とすることもできる。なお、返礼品を受け取るのではなく、ゲーム課金額の一部を地方自治体に寄付することも可能で、子育て支援や森林保護などの支援のほか、貧しい国への寄付なども可能となりウェルビーイングが向上する。
なぜできるのか?
寄付先とゲームユーザーがつながるシステム
寄付を希望する地方自治体などの団体は、あらかじめシステムに団体情報や寄付内容などを登録する。 ゲームユーザーは、ゲーム内課金の際に登録された情報を確認して寄付先を選択できる。課金を行うとふるさと納税の受け取り先が確定し、データは寄付先団体に送られる。団体は受信データにもとづいて返礼品の手配が可能。特産品は配送手配が行われるが、ゲームアイテムなどのデータはユーザーアカウントを通じて即座に提供できる。寄付先を慈善団体やNPO法人などへも拡大できる仕様になっている。
ゲーム内の返礼品も含めた多様な寄付内容
返礼品は、一般的なふるさと納税で選択可能な農産物や特産品などのほか、仮想通貨やNFT、ゲーム内容を変化させるデジタルアイテムでも提供可能。ゲームキャラクターのスタミナ回復・パフォーマンス強化や、ゲーム演出を変える効果などが付与できる。返礼品を受け取らずに、課金額の一部を地方自治体に寄付する選択もできる。寄付金の用途指定を行う仕組みも可能で、子育て支援や街の整備など、自治体に取り組んで欲しい施策を指定して寄付ができる。
既存特許技術のアイデア拡張
開発アイデアのベースには、カプコンが保有するゲームプログラムの技術(特開2022-137905)がある。同技術では、プレイヤーがあらかじめ設定された特定エリアでゲームを行うことで、キャラクターのパフォーマンスが高まる仕様となっている。特定エリアは、プレイヤーの出身地や過去にプレイした地域、ファンの出身地など関わりのある地域が該当する。「ふるさと納税」は、ゲームと地域をつなぐ同システムをベースにふるさと納税できる仕組みを構築し、地方財政への直接的な貢献を可能にしている。
相性のいい産業分野
- 官公庁・自治体
ご当地アイテムや技などのゲーム内返礼品の開発
- アート・エンターテインメント
ふるさと納税を行えば行うほど強くなるゲームプログラムの開発
- 製造業・メーカー
地元有力企業とのコラボによる地域特性を活かした返礼品の開発
- 旅行・観光
政府の旅行支援策や観光関連企業と連携し、観光ツアーを返礼品で提供
- 金融・保険
地方エリア限定で使用できる地域通貨サービスの提供