No.1158

2026.07.15

手を遊ばせ、思考を動かすミーティングツール

IDEA SAND NEL

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概要

「IDEA SAND NEL」は、ミーティング中に手でこねたり、握ったり、形を変えたりしながら使用する、大人のための触覚ツール。会議中、ペンを回したり、紙に落書きをしたり、手元にあるものを無意識に触ったりする、そんな「人が考えているときの手の動き」に着目し、ミーティングのための道具としてデザインされた。
素材には、握るとまとまり、力を抜くと崩れる独特の感触を持つサンド素材を採用。話を聞きながらこねる、考えながら握る、アイデアに詰まったら形を崩す。使い方に正解はなく、会話や思考と並行して、自由に手を動かすことができる。頭だけで考えるのではなく、身体感覚を思考のプロセスに取り入れてみる──IDEA SAND NELは、いつものミーティングに「触る」という新しい行為を持ち込み、思考や対話にどのような変化が生まれるかを探るプロダクトである。

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なぜできるのか?

触覚刺激と認知活動の関係については、さまざまな研究が行われている。健康な成人を対象とした研究では、非随意的な触覚刺激が創造性課題のパフォーマンスに影響を与える可能性が報告されている。(参考研究:“The Effect of Involuntary Tactile Stimulation on the Creativity and Memory of Healthy Participants.”) 「IDEA SAND NEL」は、こうした「触覚と認知の関係」に着想を得て、ミーティング中の手の動きをデザインした。
使用するサンド素材は、握る、つぶす、伸ばす、崩すといった動作に応じて、形と触感が連続的に変化する。特定の完成形をつくる必要がなく、何度でも崩してやり直せるため、会話や思考と並行しながら、自由に手を動かし続けることができる。
既存のサンド素材が持つこうした特性を、「ミーティング中に手を動かしながら考える」という用途へと再設計したのが「IDEA SAND NEL」だ。触覚という身体的な入力を、言語や視覚に偏りがちなミーティングに持ち込むことで、思考のリズムやコミュニケーションに新たな変化を生み出す可能性を探っている。

※IDEA SAND NELそのものや、特定の身体部位への刺激による創造性向上を実証したものではありません。

相性のいい産業分野

メディア・コミュニケーション

ブレインストーミングや企画会議など、自由な発想が求められる場でのアイデア創出をサポート

教育・人材

研修やワークショップ、グループディスカッションなどに、「手を動かしながら考える」という新しい参加方法を導入

製造業・メーカー

研究開発や新規事業開発など、まだ言葉になっていないアイデアを扱うチームの対話や共創を促進

IT・通信

オンライン会議や長時間のディスカッションなど、身体的な刺激が少なくなりがちな仕事環境に、触覚的なインタラクションを導入

アート・エンターテインメント

サンドの形や触り方そのものを、発想法や創作プロセス、参加型体験へと展開

この知財の情報・出典

プロダクト情報
名称: IDEA SAND NEL
企画・販売: 株式会社コネル

※IDEA SAND NELは、既存のサンド素材を活用し、株式会社コネルが独自に用途設計およびブランド設計を行ったプロダクトです。
※素材そのものの発明ではなく、「ミーティング中に触覚を取り入れ、手を動かしながら考える」という使用体験と、新たな用途の提案を軸に開発されています。

参考研究
Estahbanati, M. F. et al.
“The Effect of Involuntary Tactile Stimulation on the Creativity and Memory of Healthy Participants.”
非随意的な触覚刺激が、健康な成人の創造性および記憶に与える影響を検討した研究。

※本研究はIDEA SAND NELそのものの効果や、特定の身体部位への刺激による効果を検証したものではなく、本プロダクトの着想に関連する学術的背景として参照しています。