No.1072

大阪・関西万博

2025.09.22

身体の状態に合わせてベッドや空間が呼応し、最適な睡眠に誘われる未来のベッド

PASONA NATUREVERSE 「未来の眠り」

未来の眠り-2

概要

PASONA NATUREVERSE「未来の眠り」とは、非接触でバイタル測定、体の状態で照明や音が変化し、身体の状態に合わせて照明や音響、マットレスの角度などを変え、深い眠りや快適な目覚めを促してくれる未来のベッド。従来の非侵襲型のベッドセンサーで体重・体動・呼吸数・心拍数等のユーザーの身体状態を測定するだけではなく、測定した身体の状態や変化に合わせてコントロールされる様々な仕掛けを搭載している。大阪・関西万博「PASONA NATUREVERSE」パビリオン内の未来の眠りエリアで展示され、実際に未来の眠りを体験することができる。

img-sleep02

img-tech02

img-sleep01

実現事例 実現プロジェクト

未来の眠り-1-2048x1280

大阪・関西万博 パソナグループパビリオン PASONA NATUREVERSE 『未来の眠り』

ミネベアミツミは、大阪・関西万博 パソナパビリオンのオフィシャルパートナーとして、「からだゾーン」にある「未来の眠り」エリアに、「ベッドセンサーシステム」を使用し未来の眠りを体験できるコンセプトベッドを展示。

ベッドセンサーシステムは、ミネベアミツミのセンサー事業の根幹をなす技術要素であるひずみゲージを活用し、ベッドの脚4本の下に設置するだけで、いかなる計測用器具も身体に装着することなく、リアルタイムにバイタル情報を測定・表示することができるセンサーシステム。ベッドの脚下に設置するため、既存のベッドにも簡単に設置可能であると同時に、ベッド上の利用者に対して非侵襲・非接触でありながら体動の状態を安定的かつ正確に把握することが可能なため、身体への負担を少なく簡単に体重や体動をモニタリングすることができる。

大阪・関西万博では、慶應義塾大学 三村 將名誉教授 監修の「未来の眠り」エリア内に、「未来の眠り」を体感できる、コンセプトベッドを展示。本コンセプトベッドは、従来の非侵襲型のベッドセンサーで体重・体動・呼吸数・心拍数等の利用者の身体状態を測定するだけではなく、測定したからだの状態や変化に合わせてコントロールされる様々な仕掛けで良質な睡眠と快適なめざめを実現し、利用者ひとりひとりにとって最適な「未来の眠り」を再現する。

センサー付きのコンセプトベッドの展示や各種最新テクノロジーの解説を行うほか、希望者は実際にコンセプトベッドに横たわり、センサーによって自身の眠りを測定する疑似体験が可能となる。

なぜできるのか?

身体の状態をリアルタイムに測定するベッドセンサーシステムを搭載

ベッドの脚4本の下に設置するだけで、いかなる計測用器具も身体に装着することなく、リアルタイムにバイタル情報を測定・表示することができるベッドセンサーシステムを搭載。ベッドの脚下に設置するため、既存のベッドにも簡単に設置可能であると同時に、ベッド上の利用者に対して非侵襲・非接触でありながら体動の状態を安定的かつ正確に把握することが可能。身体への負担を少なく簡単にユーザーの身体の状態をモニタリングすることができ、ほんの少しの肝臓の動きや血液の流れ等を読み取って、ユーザーの体重·体動・呼吸数・心拍数等の身体の状態を測定する。

レゾナントデバイスを搭載し、心地よい未来の眠りを実現

レゾナントデバイスは、小型で場所を選ばず、振動によって物を動かすことや音を生み出すこと、触覚を再現することができる振動デバイス。このデバイスで、ベッド筐体を振動させて音を発し、スピーカーレスで眠りに誘う音楽が流れる。また、独自のばね構造・減衰構造による微細な振動で、心地よい目覚めを実現する。

相性のいい産業分野

医療・福祉

患者の健康管理への活用

生活・文化

日々の健康管理への活用

スポーツ

アスリートのための健康サポート、疲れを回復できるベッドの開発

航空・宇宙

宇宙飛行士の睡眠サポート、健康管理のための宇宙用ベッドの開発

この知財の情報・出典