ノイズをコントロールし、心地よい環境を創るインターフェース
mutech®️(ミューテック)

概要
「mutech®️(ミューテック)」とは、情報表示をコントロールして過多(ノイズ)を無くし、プロダクトに溶け込むインターフェース。特殊な印刷設計を用いて樹脂成形品の表面に意匠や質感などのCMF※デザインを付与。ユーザーが必要な時にテキスト情報や機能表示が現れ、それ以外の時には表示は隠れて意匠だけが見える。操作を可能にする人と情報のほどよい距離感を実現し、心地よい空間を創ることを目指している。家電製品や居室内設備、自動車内パネルなど、様々なプロダクトへの展開が可能で、人々の暮らしをよりシームレスで快適なものにすると期待されている。
※CMF = Color Material Finish/色・素材・仕上げを表す言葉
自動車内装への提案

家電製品への提案

なにがすごいのか?
情報表示をコントロールして視覚ノイズを解消
ユーザーが必要な時にだけ情報表示する透過型インターフェース
印刷・加飾技術などのコア技術を組み合わせて実現
なぜ生まれたのか?
開発を行うNISSHA株式会社は、「ユーザーに心地よさを提供する」インターフェースの検討を進める中で、情報過多が人にもたらすストレスに着目。開発コンセプトを「情報過多によるノイズを無くす」と設定した。コンセプトは、ユキビタスコンピューティングの父と称されているマーク・ワイザー(Mark D.Weiser)が提唱した、人とテクノロジーの心地よい関係性 “Calm Technology” の考えと共通点を持つ。技術開発には、NISSHAが培ってきた印刷・加飾技術を活用。mutechのインターフェースを用いてHiddenDisplay®️、HiddenIcon®️、HiddenGraphic®️の3つの製品群を開発し、家電製品や自動車の内装向けに展開している。
なぜできるのか?
独自の成形同時加飾(IMD)
筐体パネルやインターフェースは、樹脂を金型で成形する際に、金型内に絵柄や機能を付加したフィルムを挟んで成形する独自の「成形同時加飾(IMD)」を用いている。それにより、3D形状の表面に様々なデザインができ、スイッチやLED、タッチセンサーなどの電気的な機能を一体化させた成形が可能。プロダクトに溶け込むインターフェースを実現している。光の透過による表示表現や、木目や金属などの質感表現、手触り・触感表現も可能でデザインの幅が広く、空間演出にも活用できる。
透明なフィルム基材のタッチパネル
印刷技術や薄膜形成、機能性を付与する加工技術などのコア技術を用いた、静電容量方式フィルムタッチセンサーを搭載している。ガラスセンサーより薄くて軽く、高い透明度を持ち、フィルム基材を生かした曲面形状のデザインも可能。LEDの透過色や点滅などの光もクリアに表現できる。それにより、プロダクト表面になじむタッチパネルを形成し、必要な時だけの情報表示・機能提供を可能にしている。
人の心地よさを追求するCMFデザイン
ユーザーの体験価値を最大化するインターフェースを実現するため、CMF(Color, Material, Finish=色・素材・仕上げ)のデザインを強化しており、専任のデザイン部門を設置。色・柄・質感だけでなく、ユーザーが生活空間で得られる体験を想定し、それを起点にコンセプト検討やペルソナ分析などを行っている。「mutech」では、情報ノイズによるストレスがない、心地よい空間をユーザーに提供することをベースにしている。
実現事例
相性のいい産業分野
この知財の情報・出典
・商標登録 第6706708号/第6724307号/第6724306号/第6724305号/第6724304号 この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。 詳細な情報をお求めの場合は、お問い合わせください。 Top Image : © NISSHA 株式会社








