No.1141
2026.07.01
世界初、なでるようにそれるカミソリ
なでそり

概要
「なでそり」とは、グローバル刃物メーカー貝印が開発した世界初のなでるようにそれるカミソリ。肌をなでるように、円を描きながら大きく動かすことで毛を剃ることができる。近年、体毛処理への関心が高まっており、多くの子どもがカミソリを使用している。このような状況に対して「子どもでも使える安心・カンタンなカミソリができないか」という声から、「なでるようにそる」というコンセプトによって誕生した。刃が肌に直接触れにくい設計で、どの方向に動かしても剃ることができ、肌を濡らさずに手軽に処理することが可能。2025年9月の医師53名による商品の使用とWeb調査では、医師の94.3%が、従来のカミソリ(T字)よりも、初めてカミソリを使う人に安心・カンタンな面において、「なでそり」を推奨している。
なぜできるのか?
世界初のなでるようにそれるカミソリ
肌をなでるように、円を描きながら大きく動かすことで毛を剃ることができる。カミソリを手のひらで包み込むように握り、乾いた腕や脚に軽くあてて、肌をなでるように円を描きながら大きく動かすことで使用することができる。刃についた2つの樹脂ガードで刃が直接肌に触れにくく安心して使用できる。刃が肌に触れにくいながらも、刃とガードの肌に対する接地面の高さはほとんど変わらないため、きちんと毛を剃ることも可能にしている。また樹脂ガードを「クシ状」にすることで、横滑りしても切傷しにくい安心な構造。従来のT字カミソリに比べて、カミソリを動かす方向を意識せずに全方向から毛がそれるように正多角形に配置された刃を採用。身体を濡らさずに使えるため、準備がいらず手軽に使用でき、場所を問わずどんなところでも安心して使うことができる。
どの方向に動かしても肌を傷付けずに使用できる
どの方向に動かしてもそりやすく、なでるように毛の処理が可能。従来のT字カミソリでは、肌ダメージが少ないそり方として毛の流れに沿って剃る 「順そり」が推奨されていたが、毛流れを気にせずに自由な方向でそっても、肌を傷付けずに使うことができる。従来のものでは、シェービングフォームやよく泡立てた石けんなどをつける必要があったが、肌を濡らさず何もつけずに剃ることができるため、いつでもどこでも、ふと気になった毛の処理が可能。はじめて使う子どもも、大人と一緒に手軽に使うことができる。
子どもでも安心して使えるカミソリ
近年、SNSの影響力拡大などがきっかけで、男女問わず体毛処理への関心が高まっている。貝印が行った調査では、10歳〜15歳の小学校中学年から中学生の間に初めての処理をする割合が高いことが分かった。また、子どもの体毛処理に使用するアイテムは親が用意しているケースが最も多く、そのアイテムは「カミソリ」が最多ということも分かっている。一方で、親からは 「カミソリは正しい使い方をしないと怪我をする恐れがあり、心配」という声や、実際に子どもからも「利き手じゃない方の手で処理するのが難しい」「怪我をしたことがある」などの声が挙がった。同社が2024年に10歳〜15歳の男女に実施した調査では 「親のものをこっそり使った」という割合が3番目に多く、親に言わずに毛の処理をしている子どもが約5人に1人いることが分かる。同社の開発したカミソリは、こうした状況で「子どもでも使える安心・カンタンなカミソリができないか」という声から、「なでるようにそる」というコンセプトによって誕生。4年の開発期間を経て、そのコンセプトを具現化した誰でも肌をなでるだけで毛がそれる新感覚のカミソリが生まれた。同社社員の子どもの毛の太さ・長さを調査したところ、子どもは、大人と同等の毛の太さ・長さになると自分自身の体毛を気にし始めることが分かった。そのため、大人と同等の毛がそれる設計で開発を行っており、子どもだけでなく、 T字カミソリでカミソリ負けが気になる人や、ふと毛が気になった時に場所を問わずに手軽に毛の処理をしたい人にもおすすめのカミソリとなっている。
グローバル刃物メーカー貝印による製品
貝印株式会社は、1908年に刃物の町として有名な岐阜県関市に創業したグローバル刃物メーカー。カミソリやツメキリなどの身だしなみを整えるツールやビューティーツール、包丁をはじめとする調理器具や製菓用品、医療用刃物など、生活に密着した刃物を中心に1万アイテムにもおよぶ商品を展開。商品の企画、開発から生産、販売、物流までの一連を行っている。「なでそり」は、価格1,100円(税込)で2026年5月11日より貝印公式オンラインストアをはじめ、全国のドラッグストア、ホームセンター、大手量販店などにて発売されている。
相性のいい産業分野
この知財の情報・出典
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Top Image : © 貝印 株式会社

