No.1138
2026.06.26
日常で使える防災インテリア
OKOMO(オコモ)

概要
「OKOMO(オコモ)」とは、日常的に使う家具が、非常時の居場所にもなりうるという発想から生まれた防災インテリア。株式会社パレットは、防災シェルター販売専門ECサイト「HANARE(ハナレ)」の運営を背景に、初のオリジナル製品となる防災インテリア「OKOMO(オコモ)」のコンセプトサイトを公開した。非常時に備えて「しまっておくもの」とされがちな防災を、日常の中で使い続けられる”居場所”として捉え直している。防災を特別なものとして切り離すのではなく、暮らしの中に自然に組み込むことを目指し、インテリアとしての佇まいや使い心地を重視している。
なぜできるのか?
日常的に使う家具が防災になるインテリア
防災シェルター販売専門ECサイト「HANARE(ハナレ)」の開発、運営を行う株式会社パレットが企画、開発、販売を行うシリーズ。日常的に使う家具が、非常時の居場所にもなりうるという発想から生まれた防災インテリアで、非常時に備えて「しまっておくもの」とされがちな防災を、日常の中で使い続けられる「居場所」として捉え直している。
日常と両立した無理なく続けられる防災
防災は必要だと感じていても、日常の暮らしとどう両立させればよいのかイメージできず、十分な備えに踏み切れないといった課題がある。防災シェルターや耐震設備は、非常時の安全性を高める役割を担う一方で、日常空間とは切り離され「いざという時のためのもの」として扱われるケースも少なくない。そのため、防災は後回しにされやすく、暮らしの中で無理なく継続的に備えることは容易ではない。こうした防災を特別な備えとして切り離すのではなく、日常の延長線上に置くことで、「無理なく備え続けられる防災」のあり方を提案する。
住宅から宿泊施設まで多様な設置を想定
住宅のリビングや寝室に限らず、オフィスや宿泊施設など、多様な空間での設置を想定。日本の住空間に馴染むスケール感と、北欧家具に通じるシンプルで抜けのあるデザインを掛け合わせ、日常のインテリアとして違和感なく置ける佇まいを追求している。日常の暮らしの中で使われ続ける家具でありながら、地震発生時には、家屋や家具の倒壊、落下物などが起こり得る状況下で、余震が収まるまで待機するための空間としての利用を想定している。
ソファータイプとベッドタイプのモデルを初公開
1〜2人掛け相当のソファータイプ「OKOMO NEST(オコモネスト)」と、2〜3人で使えるベッドタイプの「OKOMO SUITE(オコモスイート)」の2つのモデル製品を初公開。ソファータイプ「OKOMO NEST」は、リビングやオフィスの共用空間などでの使用を想定した、コンパクトソファータイプのモデル。日常的に使うソファーが、防災にも活用でき、日常では座ってくつろぐための空間として利用することができる。「OKOMO SUITE」は、おこもりボックス型シェルターで、ソファーとしても横になって使える、ベッドサイズのモデル。日常では横になって休息したり、寝室や宿泊施設の客室などで常設されることを想定している。家具という枠を超え、空間そのものとして暮らしに組み込まれることを目指した製品。
コンセプトモデルの反応を踏まえた製品の開発
オーダーメイド製造を前提とし、現在、発売に向けた開発段階として、実際の設置環境や使い方に関する意見を聞きながら仕様検討を進めるための導入相談(ウェイティングリスト)を受け付けている。現在展開しているコンセプトモデルでの問い合わせや反応を踏まえながら、実際の製品化・検証について検討していく。また、照明や収納、非常用品の保管など、防災に関連する機能をモジュールとして追加していく構想も描いており、暮らしや用途に合わせて柔軟に組み合わせられる防災のあり方を模索していく。
相性のいい産業分野
この知財の情報・出典
この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
詳細な情報をお求めの場合は、お問い合わせください。
Top Image : © 株式会社 パレット

