No.1088
2025.11.21
靴をスマートシューズ化する、センサ内蔵型インソール
ORPHE INSOLE

概要
ORPHE INSOLEは、通常の中敷きと交換して靴に装着できるスマートインソール。内蔵された6軸モーションセンサ(加速度・ジャイロ)および6点の圧力センサにより、足の動きと足裏にかかる圧力をリアルタイムに計測。専用アプリケーションや外部機器と連携することで、靴そのものを「スマートシューズ」として機能させることができる。取得したモーションデータと圧力データは、ORPHE独自のアルゴリズムにより解析され、「足の高さ」や「地面に対する足の角度」などのフォーム指標を可視化。さらに「転倒状態の判別」など、動作安全性の評価も可能。インソールによる足の動きだけではなく、全身の3次元姿勢データも同時に取得し、より高度な運動解析やリハビリ支援にも応用できる。
なぜできるのか?
最先端の多角センシング技術
取得したモーションデータと圧力データは、内蔵された6軸モーションセンサ(加速度・ジャイロ)および6点の圧力センサにより、足の動きと足裏にかかる圧力をリアルタイムに計測。取得した足元の動きはリアルタイムに無線通信(BLE)で送信され、解析可能。エッジコンピューティングによる歩容解析や機械学習モデルの動作も可能にし、「足の高さ」や「地面に対する足の角度」など、これまでにない高精度な足裏データを提供する。
日常を妨げない、24時間以上の連続駆働
24時間以上の連続駆働時間を実現し、歩行、走行、その他あらゆる足の動きをいつでもどこでも記録できる。日常生活を全く阻害しない薄さと、長時間の使用でも疲れないクッション性の高い履き心地を両立。これにより、これまで研究室でしか得られなかった高解像度の生体データを、ユーザーのリアルな生活環境で取得することを可能にした。
オープンソースライブラリと計測アプリケーション
LiDARと併用して全身の3次元姿勢とインソールのセンサデータを同期して記録可能な計測アプリケーションを提供。さらに、開発者向けにJavaScriptとPythonのオープンソースライブラリを完備している。これにより、独自の解析、可視化、フィードバックアプリケーションを自由に作成し、公開・共有することが可能。研究から製品開発まで、幅広いニーズに対応する。
アプリ連携で手持ちの靴そのものをスマートシューズに
専用アプリケーションや外部機器と連携し、手持ちの靴を「スマートシューズ」として機能させることが可能。専用のモバイルアプリはスマートフォンやタブレットに搭載されたLiDARとも連携可能。インソールによる足の動きだけではなく、全身の3次元姿勢データも同時に取得し、より高度な運動解析やリハビリ支援に応用できる。
動作安全性の評価も可能
「転倒状態の判別」など、動作安全性の評価も可能。
相性のいい産業分野
この知財の情報・出典
この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
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Top Image : © 株式会社 ORPHE

