CubiTan
CubiTan(キュビタン)は、ガスをナノレベルで制御する次世代スマート高圧ガス容器。穴が沢山ある材料「多孔性配位高分子PCP/金属有機構造体MOF」をガス吸着剤として用いることで、従来の高圧ガスボンベに収まる容量のガスを圧縮することに成功。軽くてコンパクトなキューブ(重さ9kg・28cm角)に大容量のガスを貯蔵できるだけでなく、搭載されたIoTモジュールによって遠隔管理もできる。将来的には、ドローン配送などの次世代サプライチェーンの構築や、環境に優しいエネルギーのシェアリングサービス(GaaS:Gas as a Service)の提供などに貢献すると期待されている。
従来の高圧ガスボンベといえば、図左のような細長い円柱状のものが一般的である(高さ150cm・直径25cm・重さ60kg)。
実はこの重くて大きい筐体、100年間規格が変わっていない。
配送や維持管理にかかる人件コストは甚大で、メーター計測・在庫管理も昔ながらの目測に頼っているのが現状だ。
対して人材は不足しており、デジタル化による効率化が求められている。
Atomisの浅利大介氏による同社事業の魅力紹介(ASCII STARTUP ライトニングトークより)