空間再現ディスプレイ ELF-SR1
「空間再現ディスプレイ ELF-SR1」とは、裸眼で目の前に実物が存在するかのような立体的な空間映像を体験できるディスプレイだ。ユーザーの目の位置をセンサーで常に認識し、左右の目に最適な映像をリアルタイムで生成。特別な道具がなくても立体映像を楽しめる。さらに、利用者を1人に絞ったことで見る人の位置データに基づいた映像が生成できるため、既存のディスプレイと比べて、高画質な映像を体験できるようになっている。将来、3Dを用いる様々なクリエイティブな現場での普及が期待される。
なぜ生まれたのか?
空間再現ディスプレイ ELF-SR1の出発点は「自分たちのテクノロジーを結集し、新しい3D映像表現を世の中に提供したい」というソニーの研究者たちの想いである。従来の3Dテレビで生じていた「3Dに見えない」という課題を解決するため、同社が独自に保有する先進技術を投入し、より高精度の立体的な映像を生み出した。