No.270

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2021.02.26

マイナンバーカードと健康保険証をリンクさせるテクノロジー

メディコネクト

メディコネクト

概要

メディコネクトとは、オンライン上でマイナンバーカードと健康保険証をリンクさせ、各医療機関で共用できる安全な個人認証システムだ。モバイルアプリがあればどこでも健康保険証、または本人確認システムとして利用できる。さらに、様々なデータと連携を行うことで、デジタル上で管理される医療情報の活用機会を拡大。これからの医療界のDXをサポートする存在として普及が期待される。

なぜ生まれたのか?

日本ではマイナンバーカードの普及促進に向け、令和3年3月から政府主導でマイナンバーカードの健康保険証としての運用が開始される。しかし、事業者にとってマイナンバーカードには情報取得やセキュリティの担保、システム導入コストなどの問題があり、政府の施策が進まないのではないかという懸念がある。そこで、施策を補完し発展的利用を促進していくため、マイナンバーカードと健康保険証をスマートフォン上でセキュアにリンクさせることができる個人認証サービス、メディコネクトが生まれた。メディコネクトでは、データサーバーとのAPI接続により、公的機関や医療機関の関連する各種システムとの連携も可能となる。

なぜできるのか?

モバイルアプリで簡単登録

ユーザーは、モバイルアプリ上でマイナンバーカードを読み取り、健康保険証や本人情報を登録。モバイルアプリがあればどこでも健康保険証または本人確認システムとして利用できる。

個人情報の暗号化

登録されたマイナンバー情報や健康保険証情報は、細かく分割されたのち、暗号化して分散保存されるため、万が⼀データの⼀部が漏洩しても復号化できない。改ざん防⽌のチェック機能も搭載。

様々なデータを連携

データサーバーとのAPI接続により、公的機関や医療機関の関連する各種システムとの連携が可能。そのためオンライン診断と病院での診断のデータを連携させるなど、より正確な診断を受けられるようになる。

相性のいい産業分野

医療・福祉

複数の医療機関をまたいで診察を行っても、自らの医療データを一貫して管理できる「パーソナルヘルスレコード」を実現

官公庁・自治体

健保組合などでの厚労省へ対する各種電子申請をスマート化

教育・人材

企業の労務におけるマイナンバーの取り扱いとの融合

この知財の情報・出典

この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
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