No.1115
2026.04.20
自身の心拍に触れるウェアラブルバッグ
Pulse Pack

概要
「Pulse Pack」とは、自身の心拍の半分のテンポで鼓動するウェアラブルバッグ。周囲ではなく自分由来の振動と繋がることで、どこにいても穏やかな感覚を手に入れることができる、“セルフ・カーム”のためのウェアラブルバッグだ。現代社会を生きていると、私たちの意識は外側に向かいがちになる。そして、刺激に反応し続け過敏になった意識は、私たちの感情や健康に影響を与えるようになっている。この外に向いてしまった意識を内側、つまり「自分自身」へと向けるために生み出された。自分自身の脈拍を読み取り、その鼓動の半分のスピードで緩やかに動く。Pulse Packは、単なるウェアラブルデバイスではなく、「セルフ・カーム」を社会に実装するためのプラットフォームとして、今後は、ウェルネス空間や公共施設、医療・教育・都市空間など、他領域との共創を模索している。
なぜできるのか?
外に向いてしまった意識を「自分自身」へと向けるためのウェアラブルバッグ
私たちは、たくさんのつながりの中で生きているが、そのつながりはテクノロジーによって過剰に増幅されることで、反応や判断を私たちへ常に迫り、感情を強く揺さぶり続けるものになった。そして気づけば、自分らしく穏やかにいるための余裕が、毎日の生活から失われていると感じることが増えてきている。この製品を開発したKonelは、「どうすれば私たちは、もう一度、自分らしく、穏やかでいられるのか」についてもっと身近で、もっとささやかな、人が穏やかでいられる方法を発明したいと考え、自分の心拍に触れるウェアラブルバッグ「Pulse Pack」を開発した。
自身の心拍に触れるウェアラブルバッグ
手に装着することで機能し、ユーザー自身の脈拍を読み取り、その鼓動の半分のスピードで緩やかに動く。緩やかな鼓動とユーザー自身の鼓動が重なり合うにつれて、意識は内側へと向かい、徐々に他者からの視線や絶え間なく届く情報、あるいは物質的な消費といった刺激と距離を取れるようになる。距離が生まれ、落ち着いた時間が訪れるのと同時に、自分自身の感情が穏やかになる瞬間を味わうことができる。些細な変化だが、この変化が静かに、そして確実に自身の日常や社会をゆっくりと変化させるきっかけになるとしている。
社会に実装するためのプラットフォームとしての活用
単なるウェアラブルデバイスではなく、「セルフ・カーム」を社会に実装するためのプラットフォームとしており、今後はウェルネス空間(スパ・ホテル・リトリート施設)での導入や公共施設におけるカームダウンスペースでの活用、BtoCプロダクトとしての量産展開、医療・教育・都市空間への応用を想定している。
イタリアのミラノデザインウィーク 2026で発表を予定
Konelミラノブランチ設立後初の個展として、2026年4月20日(月)〜26日(日)で開催するミラノデザインウィーク 2026にてPulse Packの発表を予定している。展示では、来場者が実際に心拍同期体験を行える構成とし、プロダクトの機能だけでなく、その日本由来の思想背景まで体感できるインスタレーション形式にて展示を予定している。
相性のいい産業分野
この知財の情報・出典
この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
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Top Image : © Konel

