No.1092

2025.11.28

屋根一体型太陽光パネル

Roof-1(ルーフワン)

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概要

Monochrome「Roof-1」とは、環境と景観を守る、屋根と一体型になった太陽光パネル。屋根として設置できるため、一般的な架台式パネルと比べて設置が簡便であり、施工も1回で完了し、軽量かつ架台不要という特長を持つ。太陽光パネルが設置されていない部分には、パネル部分と外観を統一する近い色の鋼板を用いており、屋根全体として見た目は一般的な金属屋根とほとんど変わらず、景観との調和を図れる点が最大の特徴。さらに、メーカー仕様では 耐候性の高い塗装を用いることで、長期にわたる耐久性および低メンテナンス性を想定しており、導入後の維持コストを抑えると期待されている。

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なぜできるのか?

屋根と太陽光パネルが一体化

太陽光パネルと屋根が一体化しているため、屋根としても機能する。軽量で架台も不要であり、屋根材として設置できるため、1回の施工で完了するなど施工を大幅に簡便化できる。デザインは、金属屋根に特殊加工した太陽光セルを組み込むことで、太陽光パネル特有の仰々しさを抑え、一般的な屋根と違和感の少ない外観を実現している。

複雑な形状の箇所などさまざまな屋根形状に対応

複雑な形状の箇所は、一般的な金属屋根を板金加工することで対応。Roof–1モジュールと金属屋根を組み合わせることで、発電出力を調整でき、幅広い屋根形状に対応できるよう設計されている。

独自の耐久テストを実施、安心の25年間出力保証

豪雪地帯・沿岸地域でも安心の25年間無償出力保証、金属屋根は20年間無償保証を備える。風雨だけでなく、ゲリラ雷雨などで発生する雹、鳥獣、沿岸地域の塩害など、様々な衝撃や環境条件への耐久性を確認するため、独自の耐久テストを実施している。また、モジュール単位で取り外しが可能なため、損傷した場合も該当モジュールのみの交換で対応できる。金属屋根部分は耐候性の強いフッ素塗装で保護されており、長期的にメンテナンス頻度を抑えることができる。パネルの一部が損傷したとしても、損傷箇所だけを取り替え可能で、高いメンテナンス性を有している。

リフォームにも対応

カバー工法と葺き替えによる屋根リフォームが可能。カバー工法は既存の屋根の上に軽い屋根を重ねる工事方法で、古い屋根を剥がして処分する撤去が不要なため、工事費用と工期を抑えることができる。建物の状態や要望に応じて、専門家が最適な施工方法を提案する。

99%リサイクルで環境に配慮

独自の技術で素材単位まで分別できるマテリアルリサイクルに対応した工場と提携し、環境に配慮したものづくりを実現している。

相性のいい産業分野

住宅・不動産・建築

住宅とセットでの展開

環境・エネルギー

見た目の景観を維持するデザインと環境対策の両立への活用

医療・福祉

電気が通りにくい地域や災害の多い地域への活用

この知財の情報・出典

この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
詳細な情報をお求めの場合は、お問い合わせください。

Top Image : © 株式会社 モノクローム