「デジタルクチュール」 が実現する表裏一体成形

廣川氏は、身体の立体に合わせて生地を裁断・縫製する西洋服の製法と、一枚の反物から生地を切り出して縫製する着物の製法を融合した「デジタルクチュール」と名付けた技術を開発。服の構造とデザインを同時進行で設計し、無縫製の技術の応用で表地と裏地を同時に編み上げ、表裏一体成形の製法を実現した。

身体を美しく見せるデザイン

「SOMARTA Skin Series」 は、2種類の糸を染め分けることで深みのある色彩を実現。人体にあわせて360度継ぎ目なく設計し、光と影の陰影を意識してデザインすることで、着用者の身体をより美しく見せられる。

皮膚にフィットする伸縮性

「SOMARTA Skin Series」は、伸縮性があり、皮膚にフィットするため、大きな動きにも対応でき、特殊な形状にもフィットする。皮膚そのものを意識したアイテムから、空間を意識したゆったりしたアイテムにも展開可能。

複製製造と限定生産の両立

３Dのひな形データを作成することにより、複製の製造ができるほか、ひな形データをアレンジし、別の一点ものを生み出すことができる。