No.1148

2026.07.07

水やりに最適なタイミングを色で教えてくれる水やりチェッカー

SUStee(サスティー)

スクリーンショット 2026-05-30 1.51.12

概要

「SUStee(サスティー)」とは、土の乾湿具合をモニターし、水やりに最適なタイミングを色で教えてくれる水やりチェッカー。植物を枯らしてしまう理由の8割が「水やり」の失敗によるもので、「水やり」はプロの栽培農家でも難しいと言われている。この水やりチェッカーは、世界で初めて家庭用水分計で「pF値」を採用したもので、植物が水を吸い上げる力の強さを表す「pF値」で水やりのタイミングをチェックすることができる。さまざまな植物、土や人工培地(ハイドロカルチャーなど)で使うことができる。また、シンプルで見やすい形状のため、植物やインテリアに溶け込むことができる。

スクリーンショット 2026-05-30 2.02.35

pf img-1

size 02 pc2

なぜできるのか?

土に挿すだけで使えて、水やりのタイミングは色で教えてくれる水やりチェッカー

電池不要で、ただ土に挿すだけで水やりのタイミングを知ることができる。水やりチェッカーの先端部分にあるインジケーターで色を確認でき、この部分が青色であれば水が足りており、白色の場合は水やりが必要となる。使い方は簡単で、▲▼の間に土の表面がくるように挿すだけで準備は完了。水やりの後は数十分でインジゲーターが白色から青色に変わり、白色であればたっぷりと水をあげることでユーザーは簡単に水やりができる。

世界初、家庭用水分系で「pF値」を採用

世界で初めて家庭用水分系で「pF値」を採用し、この「pF値」で水やりのタイミングをチェックする。pF値とは、土壌の水分の保持力(吸水力)を対数で表した指標で、土壌水分の科学的評価において非常に重要なもの。テンシオメーターと言われる装置を使い、農業の灌水タイミングの判断や建築分野での安全な地盤設計などの評価に使われている。pF値が大きい場合は、土壌の水分保持力が高く、植物は水分を吸いにくいとされており、pF値が小さい場合は、土壌の水分保持力が低く、植物は水分が吸いやすいとされている。植物の種類にかかわらず、植物が快適に利用できる土壌中の水分の範囲を「有効水分域」と呼び、その値はpF1.7〜2.3となっている。同社の水やりチェッカーは、この有効水分域の中央値であるpF値2.0付近で色変化するように設計されている。約2.0になると徐々に白くなり始め、約2.3で真っ白になる。この真っ白の状態は、植物が土壌から水分を吸収できていない合図のため、たっぷりと水をあげることで水やりが完了できる。

中芯は土中のバクテリアによって分解

チェッカーの中芯は自然由来の繊維を加工して作られているため、土中のバクテリアによって分解される。チェッカーの色が変わらなくなった場合は一度抜いて中芯の状況を確認し、中芯が分解して無くなっていたら交換が必要の合図となる。中芯の寿命は土の種類によって違い、例えば、土が有機培養土であれば約6〜9ヶ月、水苔、バークであれば約1年〜2年が交換期間の目安となっている。ユーザーはリフィルを購入することで新しく交換することが可能になる。

サイズは鉢の大きさに合わせたS〜Lの3展開

サイズは鉢の大きさに合わせて3サイズが用意されている。サイズの詳細は、片手で持てる鉢(直径 6〜9cm)であればSサイズ、両手で持てる鉢(直径 10.5〜18cm)はMサイズ、持ち上げるのに力が必要な大きな鉢(直径 18〜36cm)はLサイズでの対応となる。金額はSサイズが398円(税別)、Mサイズは金額498円(税別)、Lサイズは金額598(税別)となっている。浅い鉢の盆栽はSサイズ、尺鉢など大きく深い鉢もLサイズで対応になる。

相性のいい産業分野

住宅・不動産・建築

メンテナンス(水やり)の知識がないスタッフでも適切に管理できる施設園芸サポートツールとして提案

メディア・コミュニケーション

水不足を示す色が出ると自動で水やりができるシステムの構築

教育・人材

植物の生態や「生き物が水を吸う力」を視覚的に楽しく学べる教材としての導入

製造業・メーカー

水やりチェッカーと植物のセット販売や自宅でさらに気軽に植物を育てられる水やりの自動化も組み合わせた製品の開発

IT・通信

色の変化をセンサーで読み取り、自動でスマホに「水やり通知」を送ったり、自動給水器と連動して水やりを完全自動化するスマート家電分野への展開

この知財の情報・出典

この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
詳細な情報をお求めの場合は、お問い合わせください。

Top Image : © キャビノチェ 株式会社