No.1133

2026.06.24

つっぱるだけで手軽に浸水対策できる止水装置

とめっぱ®Light

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概要

「とめっぱ®Light」とは、玄関に「つっぱるだけ」で手軽に浸水対策ができるこれまでになかった一般住宅用の止水装置。豪雨や台風などによる水害発生時に突っ張り棒のような簡単な取り付け方法で優れた浸水対策を実現する。帝人フロンティア株式会社が開発し、平安伸銅工業株式会社の突っ張り機構が採用されている。突っ張り棒の仕組みを利用したシンプルな構造で、一人でも短時間で簡単に設置可能。さらに軽量かつコンパクトで収納も容易。本品は完全止水商品ではないが、高い止水性能を備えており、水害発生時に使用することで、床下浸水などの被害を未然に防ぐことができる。

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なぜできるのか?

家庭用の止水装置

気候変動の影響などで、近年、豪雨による水害発生のリスクが高まっている。水害による被害の大部分は、玄関からの浸水による家屋や家財の損害が占めている。家庭で実施可能な浸水対策は土のうや水のうの設置が一般的だが、重量が大きいことや保管場所が必要であること、また、設置に時間がかかることなどにより、現状は普及が進んでいない。この止水装置は、豪雨による水害発生時に住居への浸水を防ぐために玄関に設置し、手軽に浸水対策ができる。突っ張り棒の構造を有する本体と、ポリ塩化ビニル(PVC)製の防水性を備えた止水シートで構成されており、止水シートを、玄関の両壁面と床に本体を突っ張らせて隙間なく固定することにより外からの浸水を防止する。

繰り返し使用可能

本体部分は、突っ張り棒の国内トップシェアメーカーである平安伸銅工業株式会社が製造しており、高い品質と優れた耐久性を有していることから繰り返しの使用が可能。止水シートを交換することで長期間にわたって使用することができる。軽量かつコンパクトで収納も容易なため、非常時に備えてスリムに保管もできる。(止水シートは交換推奨)

工具不要、「つっぱるだけ」で手軽に設置可能

突っ張り棒を設置するような簡単な操作で、工具を使わずに設置することができる。強い力を必要としないため、女性や高齢者でもひとりでの設置が可能。出入口の内側から設置し、設置後も出入りができる。つっぱり機構で出入口に圧着固定し、ピタッと密着する。

JIS規格「Ws-4」相当の優れた止水性能

一般的な土のうの浸水防止性能は「Ws-1(1時間あたりの漏水量が50リットルから200リットル)」とされているが、国が定めた浸水防止用設備に関する基準に基づいた試験法において、「Ws-4(1時間あたりの漏水量が4リットルから10リットル)」という優れた浸水防止性能が確認されている。単独の使用で水位15cmまでの浸水防止が可能であるため、建築基準法で定められている戸建ての基礎の高さ30㎝以上と合わせて、地盤から45㎝までの水位であれば浸水を止めることが可能。止水シートには、超極細繊維ナノフロント®を一部採用し、水に濡れても高い摩擦力を維持し水圧によるズレを防止する。

相性のいい産業分野

生活・文化

台風や雨量の多い地域での家庭用防災グッズとして活用

流通・モビリティ

路面店やコンビニの入り口に配備し、ゲリラ豪雨時の店舗への浸水防止・商品保護に活用

官公庁・自治体

地域の避難所や公民館などの公共施設に常備し、災害初期段階での迅速な浸水防止対策として活用

資源・マテリアル

配送センターや小規模倉庫の通用口に配備し、大切な預かり資産や荷物の水濡れ防止に展開

住宅・不動産・建築

戸建て住宅の新築時やリフォーム時の、手軽に後付けできる防災オプションとして提案

製造業・メーカー

強度やサイズ展開をさらに幅広くし、防災グッズでの活用に展開

この知財の情報・出典

この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
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Top Image : © 帝人フロンティア 株式会社