OpenAIは、「ChatGPT Team」のユーザー向けにGoogle Driveなどの社内ナレッジに接続できる機能をベータ版で提供開始した。

利用が可能になると、管理者にChatGPT内で通知が届くとのこと。この機能では、ChatGPTは組織内のGoogle Driveワークスペースにリアルタイムで接続、取り込みができるようになり、よりパーソナライズされた応答を提供できるようになる。

OpenAIのプロダクトリーダーであるNate Gonzalez氏によると、この機能はChatGPTのビジネスカスタマーから最もリクエストが多かったものなのだという。今後数週間で「ChatGPT Team」のユーザー向けに段階的に展開していくとしている。

OpenAIも、数週間前から社内でこの機能を使用しているのだという。Nate Gonzalez氏は「私のお気に入りの部分の1つは、時間の経過とともにモデルが組織固有の言語（プロジェクト名や頭字語、チーム固有の用語）を学習する一方で、ユーザーの権限を尊重して適切なコンテキストに基づいた応答が提供されることです」と述べている。

また、これはほんの始まりに過ぎないとし、チームはすでに次の波のコネクタに取り組み、コラボレーションやプロジェクト管理ツールからデータ分析プラットフォーム、CRMなど、チームが現在頼りにしているすべての主要な社内知識ソースをサポートすることを目指しているのだという。また、これらの新機能は、ChatGPT TeamおよびEnterpriseのユーザーも、まもなく利用可能になるとのことだ。

Nate Gonzalez氏の投稿（LinkedIn）

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Top Image : © Open AI