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2024.07.11

知財ニュース

日本交通、LINEとAIを活用した忘れ物検索サービス「落とし物クラウドfind」を都内に導入

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株式会社findは、AIとLINEを活用した忘れ物検索サービス「落とし物クラウドfind」をタクシー大手の日本交通へ導入した。2024年7月10日から日本交通グループ全社へ展開し、約8,000台ある日本交通タクシーの車内での忘れ物がLINEから問い合わせできるようになる。

日本交通では、月間約3,000件の忘れ物を取り扱っており、従来の対応方法ではカスタマーサポートデスクや各営業所が電話やメールで対応し、忘れ物の検索や詳細確認に多くの時間を費やしていた。また、忘れ物返却の対応以外にも、持ち主が見つからない場合は各営業所内での保管、更には警察への届出と、弊社職員が日々多くの業務を行っている。

落とし物クラウドfind」の導入により、システムへお忘れ物登録や検索などAI技術を活用した効率化が図られ、業務負担が軽減されるとともに、LINEを利用した問い合わせサービスを提供し、迅速に対応できるようになった。

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サービス内容としては、LINEを通じた忘れ物検索が可能で、素早く正確に落とし物に関する情報を取得でき、ストレスフリーな問い合わせを実現している。さらに、将来的には他のタクシー事業者や交通機関にも導入を予定しており、タクシー配車アプリとの連携も進行中だ。

サービスは2024年6月3日からスタッフ向け業務アプリの利用が開始され、LINEによるお問い合わせ受付サービスは2024年6月10日から東京23区・武蔵野市・三鷹市内のタクシーで、7月10日から関東・関西地区のグループ会社で開始される。利用時間は全日9:00から22:00までで、21時以降は自動応答による受付のみとなる。

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落とし物クラウドfind」は、連絡の手間や探す手間を軽減し、効率的な忘れ物対応を実現するサービスであり、遺失物管理や返却率向上、管理者の業務効率化に寄与する。鉄道会社や商業施設、テーマパークなどで発生する「落とし物」の発見において、迅速かつ効率的な忘れ物対応を支援することで、利用者の満足度向上に貢献するとしている。

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Top Image : © 株式会社 find

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