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2023.03.21
知財ニュース
株式会社ハコスコ、本社機能をメタバースに移転─リアルとバーチャルのハイブリッドオフィス化へ
株式会社ハコスコ(代表取締役社長:藤井直敬)は、本社機能をメタバース空間に移し、本社住所を静岡県熱海市に移転することを発表した。
ハコスコは、「現実を科学し、ゆたかにする」をミッションに、ブレインテック事業やXR事業を推進する企業。ECメタバース「メタストア」などのサービスを通じて体験をデジタル化することで、空間や時間、身体の制限を超えて、「再現可能な体験の共有」の実現を目指す。
同社は2016年に原宿に本社を設立。2021年には、熱海市伊豆山に実験スペース「ハコスコカフェ」をオープンしている。ハコスコカフェは相模湾を一望できる立地で、建物は同社が開発するダンボール製VRスコープ「ハコスコ」を採用して設計された。また、床や壁、天井、家具などは、すべてダンボール風の集積材MDFを敷き詰めて制作されている。
また同社では、2023年3月18日に新社屋お披露目実験イベント「ハコスコ オープンハウス」を現地とオンラインでハイブリッド開催。商いの部(午前)と研究の部(午後)の2部構成で、「リアルとバーチャルのつながる空間」の実演を交えたトークイベントを実施した。
なお、Shopifyとハコスコメタオフィス前のハコスコ広場でバーチャルオフィスでのデジタル祝花を受付中。今後はメタバースと熱海伊豆山のハイブリッドオフィスでリアルとバーチャルのつながる空間の開発と実験を推進するとしている。
■オフィス 詳細
・リアルオフィス :静岡県熱海市伊豆山1173-439
・バーチャルオフィス:https://space.hacosco.com/hacosco/
■デジタル祝花 詳細
・祝花種類:胡蝶蘭 (無料) 花輪 (10,000円) 花輪 (50,000円)
・設置期間:3/1~3/31
・申込み先:https://bit.ly/digital-flower
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Top Image : © 株式会社 ハコスコ