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2023.10.20

知財ニュース

理研、国産量子コンピュータ初号機の愛称を「叡(えい)」に決定─量子コンピュータ実機開発の第一歩

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理化学研究所(理研)量子コンピュータ研究センターは、2023年3月27日にクラウド利用を開始した国産超伝導量子コンピュータ初号機の愛称を「叡(えい、英語表記は"A")」に決定したことを10月5日、発表した。

「叡」は聡明さを表し、量子コンピュータの情報処理における卓越性・先進性を表している。さらに英語名をアルファベット順の最初の文字である"A"とすることで、当該機がRQCや国産量子コンピュータ初号機、量子コンピュータ実機開発の第一歩であることも表現しているという。

同センターでは、国産超伝導量子コンピュータ初号機(64量子ビット)について、より多くの人々から親しみを持たれるよう、愛称について2023年4月7日より一般公募をスタート。公募開始から5月31日までの募集期間に、3,781件の応募があった。

寄せられた愛称案の中から、すでに商標登録されているものを除き研究グループによる選考の上、今回の愛称に決定。今後、「叡」のイメージに合うようなロゴマークを作成していくとしている。

プレスリリースはこちら

Top Image : © 理化学研究所

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