医療機器メーカーのホーマーイオン研究所は、歩行を簡単に測定、分析、結果表示できる歩行分析計「walkview」のサブスクリプションサービスを、1月10日から開始した。

walkviewは、ストップウォッチ感覚で簡単に計測でき、歩行を数値化して客観的に分析する新しい歩行分析計。

運動機能の拡張に関する研究を行う国立研究開発法人産業技術総合研究所と、「運動できないをなくす」をテーマに医療業界でB-SES（ベルト電極式骨格筋電気刺激法）を展開する株式会社ホーマーイオン研究所との共同研究により誕生した。

加速度センサーをベルトで腰に装着し、5m以上直進歩行するだけで計測が完了。歩行評価には、総合指標であるHarmonic Ratio（ハーモニックレシオ,HR）を使用し、産総研が研究開発した制度の高い計測アルゴリズムで解析される。

計測完了後、データは即座にタブレットに連動し、分析結果が表示される。タブレットには詳細な評価項目とともに総合得点が表示されるなど、計測データを分かりやすく可視化する。

リハビリ担当者は図表や評価コメントなどを活用して患者への歩行状態の説明がしやすくなり、今後のリハビリの方向性を検討する一助にもなるという。

また、walkviewは一般医療機器（クラスⅠ）の為、動作分析検査として診療報酬の算定もできる。

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Top Image : © 株式会社 ホーマーイオン研究所