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2023.05.15
知財ニュース
画像生成AI「Stable Diffusion」開発元、新たな大規模言語モデル「Stable LM」をオープンソースで発表

画像生成AI「Stable Diffusion」を開発したStability AIは、オープンソースの大規模言語モデル「Stable LM」を発表した。
「Stable LM」は、オープンソースのデータセット「The Pile」(800GB)でトレーニングされたモデル。トレーニングデータや技術仕様書など詳しい情報は後日公開予定とのこと。
本製品はまだ開発中であり、「Stable LM」を使ったStability AIのAIチャットbotの賢さは、まだまだChatGPTレベルには達していないとされている。動きもまだスムーズではなく、言語対応や回答内容にもかなりの時間を要する。
同社CEOのEmad Mostaque氏は、Twitterで、言語モデルは研究から開発フェーズに移行していると発言。3〜6ヶ月で、ある程度は使える状態に、さらに数年内に飛躍的な進化させるとしている。
現在、アルファ版とされるモデルには30億パラメーターと70億パラメーターのモデルがあり、今後は150億モデル・300億モデル・650億モデル・1750億モデルをリリース予定。70億モデルは、現在、Hugging Faceにてテスト公開されているとのこと。今後の進化に期待したい。
Top Image : © Stability AI