中国ロボットメーカー「Unitree」が、二足歩行ロボットの「Unitree G1」をリリースした。価格は1万6000ドルから。

「Unitree G1」は、高さ約127cm、重量は約35kgの二足歩行ロボットだ。特大関節可動角度スペース、23〜43関節モーターで、凡人を超えた柔軟性を持っている。9000mAhのスマートバッテリーを搭載し約2時間使用可能だ。また、画像のように折りたたんで持ち運ぶこともできる。

力を制御する器用な手は、力と位置のハイブリッド制御を組み合わせることで、人間の手のような正確な操作を実現している。動画内では、固いものを割ったり、飲み物の瓶のフタを開けたりなどさまざまな動作が公開されている。「Unitree G1」は、模倣と強化学習でAIによるさらなる進化が可能だとしている。

この「G1」の他に、オプション追加と、二次開発が可能な「EDU」モデルも発表されている。「EDU」の価格は問い合わせが必要とのことだ。

「Unitree G1」製品情報

「Unitree」知財記事

Top Image : © Unitree