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2025.07.18
知財ニュース
ソニーのにおい制御技術を活かした「におい展PLUS+」、北陸エリアで初開催―富山県にて、新展示も登場

ソニーの「におい制御技術」を活用した体験型イベント「におい展PLUS+」が、北陸エリアで初めて開催される。香りとテクノロジーを組み合わせた体験展示で、嗅覚だけでなく、視覚や味覚なども含めて香りを楽しめる。2025年7月19日より、富山県高岡市内のイオンモールにて期間限定で開催する。
「におい展」は、2016年の初開催以来、30万人以上を動員する人気のイベント。名古屋を皮切りに全国を巡回しており、「悶絶」から「美臭」まで、普段では体験できないにおいを体験できる。
ソニーの技術を組み合わせた「におい展PLUS+」では、「未来のにおい体験」を提供する。におい制御技術「Tensor Valveテクノロジー」をもとに開発した嗅覚提示技術を活用。例えば、カートリッジに注入した嗅素(においの素)と提示したいにおいの選択で、40種類以上のにおいを再現できる「におい提示装置」などを用いる。
なお、同社のにおい制御技術は、大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「Dialogue Theater -いのちのあかし-」にも採用されている。
今回の富山開催では、新コンテンツ「香りのトンネル」が初登場する。色とりどりの花々に囲まれた道を進む中で、異なる香りが展開され、物語の中に入り込んだような体験ができる。
真実の口からランダムに放たれるにおいを当てる「においクイズ」も展示。今年3月、神戸で開催した際に人気を博したコンテンツで、強烈なにおいや意外な香りなどで “一呼吸だけのスリル”を味わえる。
また、水・炭酸水に香りを組み合わせた、“味”を感じられる「魔法の香りコップ」や、1分間のショート映像に応じて香りが変わる没入型コンテンツも提供する。
世界一くさい缶詰「シュールストレミング」や織田信長などをイメージした歴史香といった、「におい展」で人気の展示も登場する。「昆虫がビックリした時に出すにおい」や「カメムシのにおい」などの展示も行う予定で、夏休みの自由研究にも活用できそうだ。
「におい展PLUS+」の富山開催は、2025年8月26日までを予定。ソニー独自のテクノロジーが生み出す「香りの世界」で、香りを“視る・嗅ぐ・感じる”といった多感覚体験をしてみてはいかがだろうか。
「におい展PLUS+」開催概要
開催場所: イオンモール高岡 東館2Fイオンホール(富山県高岡市下伏間江383番地)
開催期間: 2025年7月19日(土)~8月26日(火)10:00~20:00 ※最終入場は19:30
共催: におい展実行委員会/ソニー株式会社
「におい展PLUS+」富山開催 公式サイト: https://nioiten.jp/nioiten_plus/toyama/
Top Image : © ソニー株式会社 嗅覚事業推進室