ソーシャルVRプラットフォーム（VRChat）を活動拠点に、社会福祉問題に取り組む団体「ばーちゃるケア ゆずあっと」は、広島市在住の不登校高校生向けに「メタバース不登校学生居場所支援プログラム」を開催する。実施期間は、9月26日（月）から10月9日（日）のうちの8日間。

「ばーちゃるケア ゆずあっと」は2022年5月に広島市に設立した団体で、ソーシャルVRプラットフォーム（VRChat）を活動拠点に、バーチャル空間などを通して社会福祉問題に取り組んでいる。不登校学生の当事者や様々な障がいを持つ人など、多様なバックグラウンドを持つメンバーで構成されているという。

今回開催される「メタバース不登校学生居場所支援プログラム」は、世界初のVRメタバースを使用した不登校学生対象の居場所支援プログラム。広島県内の不登校の高校生を対象としており、参加者は2週間計8日に渡り仮想世界のプログラムに参加。VRデバイス「Meta Quest2」を使って、メンターと共にVRプラットフォーム「VRChat」にアクセスし、バーチャル空間で活躍するクリエイターとの交流や「VRChat」内の探索などを行う。

本プログラムを通して、参加者自身の興味の再発見や、新しい可能性を見つける機会を提供していくのが狙いだという。

本プログラムは、広島市社会福祉協議会「ひろしま地域福祉推進チャレンジ応援助成事業（2022年度）」の支援、NPO法人バーチャルライツの後援を受けて実施されている。また、立命館大学総合心理学部教授のサトウタツヤ氏をはじめ、臨床心理学の専門家が協力している。

【イベント名称】
メタバース不登校学生居場所支援プログラム
【特設サイト】
https://www.yuzuatto.com/
【開催日時】
9月26日(月)～10月8日(土)
【場所】
VRChat内
【参加費】
無料　※通信料は別途参加者負担となります
【必要なアイテム】
VRゴーグル　※無料で指定業者から貸し出しいたします
【対象】
広島市内在住の不登校学生　※限定5名まで
 
【主催】
ばーちゃるケア ゆずあっと
【ホームページ】
https://www.yuzuatto.com/

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Top Image : ©︎ ばーちゃるケア ゆずあっと