News

2022.12.02

知財ニュース

循環型繊維リサイクルボード「PANECO®」の展示会が日本橋で開催

main crop

循環型繊維リサイクルボード「PANECO®」の内見会が12月1日より12月9日、東京・日本橋にて開催される。「PANECO®」は、廃棄衣料品を工場にて粉砕・プレスした繊維を原料に作られており、強度と美しさを兼ね揃えたボードへとアップサイクルしたもの。イベントやオフィスなどのさまざまな空間の内装やディスプレイ什器、家具へと生まれ変わらせることができ、会場ではこの次世代型の新素材「PANECO®」の活用を実際に見て取れる内見会となっている。

廃棄衣料品の繊維を原料にアップサイクルしているリサイクルボード「PANECO®」は、木材に近い強度と加工性を持つとのこと。使用後も再度、新たなボードとして再生が可能で、循環型社会に貢献するこのボードは、家具をはじめとした様々な空間の内装やディスプレイ什器に使用できる。

また、「PANECO®」は繊維廃材に含まれるさまざまな繊維を原料にすることができ、使用する繊維によって色や風合いが異なるのが特徴だ。そのファッションとインテリアを繋ぐ循環モデルと見た目の風合いが注目されており、ミラノデザインウィーク2022への出展や、東京ビックサイトで行われたサステナブルファッションEXPOなどへの出展を果たしている。

sub2

sub1

また内見会では、PANECO®などの再生素材を用いて作られ、先日大盛況のうちに幕を閉じた「DESIGNART TOKYO 2022」にて初公開された循環型の下駄「QUON(クオン)」も併せて展示されるとのこと。これら繊維リサイクルボードから作る「QUON」は従来の木下駄よりも足音が静かで、分解することで、すり減った歯を交換できる構造で作られている。履き続けることでリサイクル率向上に貢献でき、循環型社会を目指す企業やファッションブランド、ホテルや宿泊施設における展開にも注力している。

sub11

sub13

ディスプレイ什器、家具、下駄などへと展開できるサステナブルな繊維リサイクルボード「PANECO®」の活用を実際に間近で見ることができ、気になるボードがあれば担当者に直接問い合わせのできる内見会。気になる方はぜひ予約し、足を運んでみてはいかがだろうか。

■MEET UP PANECO -100% UPCYCLE SHOW CASE- 開催概要

日時 : 2022年12月1日(木)~9日(金)  9:00〜17:30(土日祝除く) 
場所:モリリン株式会社1F(フォレストホール)
〒103-0004 東京都中央区東日本橋2-1-3
※事前アポイント制。下記営業担当または総合企画室までお問い合わせください。

【本件に関する営業窓口】
産業資材グループ 担当:丸山・上田 mail:info.moririn-paneco@moririn.co.jp
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
総合企画室 mail:info.tokyo@moririn.co.jp

展示内容:
ファッションとインテリアの世界をつなぐ新たな循環モデル。廃棄衣類繊維のアップサイクルとサーキュラーエコノミーをデザインし、イベントやオフィス等のさまざまな空間の内装やディズプレイ什器、家具へと生まれ変わる、クリエイティブな世界観を生み出します。

循環型繊維リサイクルボード「PANECO® 」の特徴:
・廃繊維を高含有することが可能なため、大量の余剰繊維を消化

・在庫衣類、余剰生地、裁断屑など混率不問、素材の選別が不要(一部素材を除く)

・使用後も再度PANECO®の原料として活用し、完全な循環型フローを実現

・木材に近い強度、加工性を持つため、木材の代替品として活用可能

・木材の代替品として活用することで、木材使用量が減少しCO2問題に寄与

main

プレスリリースはこちら

「PANECO®」公式サイト

「PANECO®」知財記事

「QUON」知財記事

Top Image : © モリリン 株式会社

広告