News
2024.10.16
知財ニュース
日本初のガンマ波サウンド導入の認知機能ケア番組、ゼクサTVで放送検討へ
株式会社ゼクサバースと、ダイバーシティ&ヘルスケア領域での研究開発と事業化に取り組むピクシーダストテクノロジーズ株式会社は、日常生活を送りながら認知機能ケアできる可能性のある音「ガンマ波サウンド™」を用いた、日本初となるテレビのレギュラー番組放送の取り組みを、検討開始したことを発表した。
「ガンマ波サウンド™」とは、PxDTと塩野義製薬が共同開発した、テレビやラジオなど、日常のあらゆる音をリアルタイムに40Hz変調を施すことで、日常生活を送りながら認知機能ケアできる可能性のある音のこと。
人間の脳波には、学習や記憶に関わる「ガンマ波」と呼ばれる活動があり、認知機能の低下に伴いこのガンマ波が弱まることが知られてきた。そこで40Hzの周波数を持つガンマ波サウンド™を聴くことで、脳のガンマ波を活性化し、認知機能の維持・向上の可能性を引き出そうというもの。
ゼクサTVでは、開局記念事業として、往年の名優が出演するスペシャルドラマ「探偵事務所5」を12月1日から放送予定。
早朝の時間帯でシニア視聴者が多い同ドラマの音声に「ガンマ波サウンド™」技術を導入することで、視聴者はドラマを楽しみながらも認知機能ケアに取り組める可能性が期待されている。
Top Image : © ピクシーダストテクノロジーズ 株式会社