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2024.05.01

知財ニュース

米Figure、ヒューマノイドロボットのデモ動画投稿─OpenAIから資金調達と協業を実現へ

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AIロボティクスの新興企業Figureは、X(旧Twitter)にヒューマノイドロボット「Figure 01」のデモを投稿した。このデモでは、Figure 01がテーブルの上のものを自然な口調で説明する様子や、リンゴを手渡すシーンなどが披露され、高度な自然言語処理能力、言語能力、視覚能力が示されている。

OpenAIとの協業契約も締結しており、ヒューマノイドロボット向けの次世代AIモデルの開発に乗り出す予定だ。この提携は、Figureのロボティクスのハードウェアとソフトウェアに関する深い理解と、OpenAIの研究を組み合わせるもので、目的は、ヒューマノイドロボットの言語処理能力の向上とされている。

さらにFigureは、6億7500万ドルの資金調達を行い、26億ドルの評価額でシリーズBラウンドをクローズしたことを発表した。この資金調達には、Microsoft、OpenAI Startup Fund、NVIDIA、Jeff Bezos(Bezos Expeditions経由)、Parkway Venture Capital、Intel Capital、Align Ventures、ARK Investが参加している。この新たな資本は、AIトレーニング、ロボット製造のスケールアップ、エンジニアリング人員の拡大、商業展開に戦略的に使用される予定。

FigureのCEOであるBrett Adcock氏は、「私たちのビジョンは、できるだけ早くヒューマノイドロボットを商業運用に導入することです。この投資とOpenAI、Microsoftとのパートナーシップにより、私たちは人間に代わって働くAIを世界に持ち込む準備が整いました」と述べている。

プレスリリースはこちら

Top image © : Figure

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