Pickup2020.03.24旧帝大スーパー卒論7選卒論とは精魂が込められた研究成果で、中には今すぐにでも企業や社会の役に立つ情報が含まれることも多々あります。しかし大学や学会の枠を飛び越えることは少なく、ソーシャルメディアでのシェアも乏しいことに気づきました。そこでミレニアル世代の大学生が書き上げた卒論から「これは社会から一目置かれるべきだ!」と注目した卒論を選定しました。→詳しくはこちら(「知財図鑑」note)この特集で紹介している知財環境保護政策を総合分析する天秤マルチエージェントシミュレーションによる政策分析知財ハンターのコメント複数の政策間の相互依存関係が整理できるため、単純にこの政策を進めればOKのようなボトムアップ的な判断でなく、Aに力を入れたらBは手を抜いてもよいとか、Cを規制しすぎるとDで逆効果だとか、トップダウン的な判断やメタ分析ができそうです。楽器演奏者にしかわからない感覚を見える化演奏者実感と音響特性の差異に関する分析知財ハンターのコメントこちらの研究では、演奏者本人にしか分からない違いの原因を探ることがなされています。主観・客観両方のデータを取得する努力が伺えるとともに、さらなる実験を計画されていることから、執筆者の方の楽器・音づくりへの溢れる情熱を感じました。交通事故を防ぐための危険予測モデル推論エンジンと物理シミュレーション知財ハンターのコメント予測というと、とにかく機械学習を多用する印象がありますが、このような物理モデル(Physics-Based)も有用だと思います。推論+物理シミュレーションの融合モデルによって、安心安全な自動運転車の開発が実現するといいですね。マイナーなヒツジの生態に密着コリデール品種ヒツジの行動特性知財ハンターのコメント著者は1日につき1頭を4時間も追跡したそうです。予備観察の期間から離乳期前のヒツジを追いかけており、これらの赤ん坊ヒツジは研究期間中に成長し離乳しています。著者が個人的に好きな研究対象に夢中で向き合っている研究は読んでいて楽しいです。日本語を理解するコンピュータをつくるための試み日本語に対する自然論理タブロー法知財ハンターのコメント「たぶん」「そのうち」などの曖昧な表現に関しても推論ができるようになり、読解力のある「賢い」コンピュータができるかもしれません。「東ロボくん」の目指すコンピュータや、行間を読み取って親身に相談に乗るカウンセラーなどの活躍が期待できそうです。データドリブンで小鳥の群れの仕組みを実証Boidモデルのデータ駆動型実証研究知財ハンターのコメントBoidモデル(個々は3つの単純な行動規則に従うだけなのに全体としては複雑なふるまいを創発させる”鳥もどき”の群れモデル)のデータドリヴン研究。論理構成が理路整然としていて、読んでいて気持ちが良かったです。大阪移民ワールド大阪エスニックビジネスの実態調査知財ハンターのコメントメタ視点に立って業種や地理的分布などの切り口から民族間の比較を行っており、社会科学研究にとって有用な資料。SNSや位置情報とつなぎ合わせ、民族の空間分布や棲み分け、見えない社会的孤立や疎外を可視化できれば、より一層実証的で面白そうです。おすすめの特集 もっと見る特集クリーンな未来を設計する、【荏原知財カフェ】特集この特集では、荏原製作所の技術を用いた未来を暮らしの創造を紹介しながら、SDGsの具体的な取り組みとして、荏原の技術力を活用した新規事業(水素事業、陸上養殖、エコ・GXなど)や既存の技術を知っていただければと思います。 店内のいたるところに荏原の技術が盛り込まれているカフェを、荏原製作所と知財図鑑とで作成しました。2026.02.24特集【第6回 知財番付】ファイナリストが決定─今年の注目技術から知財ハンターが選ぶ、“すごい知財” 発表「知財番付」は、知財図鑑に掲載された知財の中から「特に世界を進化させる可能性を持つ」と評価されたものを"番付"として選出し、表彰するアワードです。毎年100を超える知財の中から、審査員による評価によって選出しており、このたび「第6回 知財番付」のファイナリストが決定しました。2025.12.26特集気候変動に立ち向かう、地球環境と共生するクライメートテック日傘を差す人が多くなり,年々ますます暑くなっている夏。こうした異常な猛暑は、私たちの地球が発するSOSサイン。日本でも、突然空が暗くなりバケツをひっくり返したような「ゲリラ豪雨」が降ったり、威力も進路も異常な台風が毎年のように発生したりと、気候変動の影響はもはや他人事ではありません。 こうした深刻な課題に対し、希望の光となるのが「クライメートテック」です。気候変動を抑制・緩和するための技術やソリューションのことで、CO2排出量を削減したり、温暖化の影響に対処したりする新しい技術やビジネスモデルを指します。エネルギー、農業、など、私たちの生活のあらゆる分野で、未来を切り拓くイノベーションが生まれているのです。 今回は地球のさまざまな場所,果ては宇宙にまで広がるクライメートテックに関する知財を紹介します。2025.09.02おすすめの知財 もっと見る環境保護政策を総合分析する天秤マルチエージェントシミュレーションによる政策分析楽器演奏者にしかわからない感覚を見える化演奏者実感と音響特性の差異に関する分析交通事故を防ぐための危険予測モデル推論エンジンと物理シミュレーションおすすめのニュース もっと見る知財ニュースEMARF、ChatGPTを活用しAIとの会話から家具の3Dモデルを自動生成できるツールを開発2023.05.28知財ニュースTBWA、世界のトレンド予測「EDGES 2023」日本語版を無料公開─AIによるクリエイティビティなど39点を選定2023.05.25知財ニュース三菱電機、カメラ映像とAIを用いてドライバーの体調異常を検知する技術を開発─2025年以降の製品化へ2023.05.21一覧へ戻る
知財ハンターのコメント
複数の政策間の相互依存関係が整理できるため、単純にこの政策を進めればOKのようなボトムアップ的な判断でなく、Aに力を入れたらBは手を抜いてもよいとか、Cを規制しすぎるとDで逆効果だとか、トップダウン的な判断やメタ分析ができそうです。