No.1023
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2025.03.28
くらしの情報や家電の動作状況を、音声で伝達
音声プッシュ通知

概要
「音声プッシュ通知」とは、家電や外部サービスとクラウド連携し、必要な情報を音声で届ける通知システム。ゴミ出しのリマインドや天気予報、荷物の配達予定など、生活に役立つ情報を家電が話しかけるように通知する。スマートフォンのプッシュ通知のように画面を確認する必要がなく、忙しい時や手がふさがっている状況でも、手間なく情報を受け取ることが可能。家電同士の連携を可能にする「PDP(Panasonic Digital Platform)」を活用するだけではなく、ヤマト運輸の宅配サービスや日産のコネクテッドカーとも連携。家電の枠を超えた情報通知体験を実現する。
なにがすごいのか?
手も視線も使わず、必要な情報を自然にキャッチ
家電そのものが生活リズムに合わせて「話す」、新しい通知体験
くらしに役立つ情報が家族みんなに伝わる
なぜ生まれたのか?
スマートフォンによる通知は視覚に依存し、見逃しやすいという課題がある。特に、スマートフォンの操作が難しいタイミングや特定の対象者にとっては情報にアクセスすることができず不便であった。そこで、視覚情報以外で情報を伝える新たな手段が求められていた。そこで、パナソニックは家電が音声で情報を知らせる「音声プッシュ通知」を開発。IoTを駆使したスマートな通知体験を提供することで、家電の新たな役割を創出した。
なぜできるのか?
家電が発話する独自の通知システム
スマートフォンの画面を確認せずに、家電そのものが音声で情報を伝える。テレビや照明、ドアホンなどが通知の発信源となることで、視線を奪われずに必要な情報を受け取ることが可能。
Panasonic Digital Platform(PDP)による最適な通知管理
Panasonic Digital Platform(PDP)は、家電・クラウド・外部サービスを統合し、最適な情報伝達を実現するプラットフォーム。センサー情報やユーザーの生活リズムをもとに、「いつ」「どの家電から」「どのように」通知を届けるかを制御。
スマートスピーカーとは異なる「自動通知」
スマートスピーカーのように話しかける必要はなく、家電が自動で情報を発信。ユーザーが「どの家電が・どんな情報を伝えるか」を設定可能である。通知のタイミングは、くらしの予定に基づく場合はユーザーが決定し、IoT家電との連携時は家電の動作状況に応じて通知。生活の流れを邪魔せず、必要な情報を届ける通知システムを実現している。
生活インフラとつながる拡張性
PDPを活用することで、家電との連携が可能。さらに、ヤマト運輸のクロネコメンバーズと連携し「配達予定・不在通知」を発話、日産のNissanConnectと連携し「車のバッテリー残量低下」などを通知することができる。
相性のいい産業分野
- 生活・文化
スマートホームの家電と連携し、ゴミ出しのリマインドや宅配の到着通知、電気の消し忘れアラートを音声で伝える
- 医療・福祉
服薬リマインダーや通院予定の音声通知で、高齢者や視覚障がい者の生活を支援
- 流通・モビリティ
宅配サービスと連携して「配達予定」「不在通知」、コネクテッドカーと連携し「車のバッテリー残量低下」「点検のリマインド」などの情報を家電が通知
- IT・通信
Panasonic Digital Platform(PDP)を活用したIoT通知システムとして、家電間の情報連携を強化、ユーザーが操作しなくても自動で最適なタイミングで通知が届く
- 官公庁・自治体
地震速報や避難情報、電力・水道の供給状況など、住民にとって重要な情報を音声で伝え、緊急時の情報伝達手段として活用
- 教育・人材
学習支援として授業の開始リマインダーや学習スケジュール通知を音声で提供
- 旅行・観光
ホテルや空港、観光施設での案内を音声通知として提供し、チェックアウト時間やフライトの搭乗ゲート変更を家電が伝える
- 住宅・不動産・建築
新築マンションやスマートホーム対応住宅に導入することで、家電と連携した次世代型の住環境を実現
この知財の情報・出典
パナソニック株式会社
https://www.panasonic.com/jp/about.html?_ga=2.168922657.1601423331.1741130468-551855410.1738550079
(特許第7474967号 2025年3月1日時点)
この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
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関連リンク
https://panasonic.jp/voicepush/