No.706
2022.05.03
エナジーボールを放ち合う、新時代のARテクノスポーツ
HADO(ハドー)
概要
「HADO」とは、AR技術とモーションセンシング技術を用いた対戦型のARスポーツ。頭にヘッドマウントディスプレイ、腕にアームセンサーを装着して、自らの手でエナジーボールやシールドを発動させ、フィールドを自由に移動して仲間と連携しながら最大3対3で対戦を行う。最新テクノロジーを駆使することによって体力や筋力といった身体能力による差が生まれにくく、老若男女問わず楽しめる点が既存のスポーツとの大きく異なる「テクノスポーツ」として世界中で展開されている。
なぜできるのか?
AR活用した非現実的な体験
HADOはAR(拡張現実)技術を使い、頭にHADOゴーグル、腕にアームセンサーを装着することで、魔法世界のようなエナジーボールやシールドを放つことができる。世界26ヶ国以上の国々でプレイ可能で、 体験可能な店舗では1プレイ500円程度で対戦が可能。
チーム同士で連携する対戦
「HADO」では、プレー中に使用するエナジーボルのスピード・大きさ・数、シールドの強さ・枚数といったそれぞれのスキルを設定でき、これにより、チームごとにさまざまな戦術が生まれる。技を放つという新たな体験だけでなく、プレイヤー同士の連携やチーム戦術といった、純粋なスポーツ競技としての面白さも兼ね備えている。
スポーツとしてのデザイン設計
近年では野球やサッカーなど、既存のスポーツにテクノロジーを補助的に導入するものが見られるが、「HADO」では、テクノロジーを組み込むことでスポーツを革新することを前提に全体を設計。プレーのしやすさを意識したUIや、作戦立案といった対戦前後の体験を考慮したディスプレイデバイスなども組み込まれ、単なるVRを使った体を動かすゲームとは異なる、新たなスポーツジャンル「テクノスポーツ」として開発されている。
相性のいい産業分野
- アート・エンターテインメント
フィールド規模を拡大した大人数でのテクノスポーツ対戦
- スポーツ
世界中のプレイヤーが参加する「HADO」のプロリーグ
- 教育・人材
スポーツ・テクノロジー教材として学校教育への導入
- 航空・宇宙
無重力空間をフィールドとした、さらなる新感覚テクノスポーツ
この知財の情報・出典
この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
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