No.1027
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2025.03.31
行動リズムを用いた出逢いの提案でイノベーションを促すアプリ
Buddies

概要
「Buddies」とは、認知脳科学やAIを活用した出逢いのきっかけとアイデア創出を実現する、誰でも利用可能なウェブアプリケーション。認知脳科学のデータに基づく行動リズムから算出した周波数とテキスト解析AIで、ユーザー同士の相性の評価や分析を行い相性を提案することで、他者とつながるきっかけを提供する。「大きな変化をもたらしてくれる人」や「リズムも価値観も近い人」など複数カテゴリでの相性評価により、相性が良さそうな人だけでなく、異なる価値観を持つ人とのつながりも生み出す。さくらインターネットの企業理念であり、実証実験を行うBlooming Campコンセプトの"「やりたいこと」を「できる」に変える"の実現に向けた取り組みの1つとして本アプリが公開される。多様な価値観・バックグラウンドの交わりから可能性を広げ、アイデア創発や新しい価値・事業の創造に寄与することが期待されている。
実現事例 実現プロジェクト

「Buddies」実証実験
会場:Blooming Camp(グラングリーン大阪)
オープンイノベーションのための施設「Blooming Camp(ブルーミングキャンプ)」にて、「Buddies」の特設ブースを設置。「Buddies」にプロフィール登録をした利用者は、ブース内にて自分のアイコンを無料でシールとして印刷することが可能。(利用料無料)
なぜできるのか?
行動リズムに基づく相性の定量的な評価
筑波大学 情報システム系 川崎 真弘准教授の研究成果である「コミュニケーション時の行動リズムのシンクロ率から2者間の相性を定量化する技術」をベースに用いている。そこでは、認知脳科学の研究データに基づいて行動リズムを数値化し、独自開発のアルゴリズムで、2者間の相性を科学的に推計している。「Buddies」は同研究成果に基づいて、アプリ上の動作からユーザーの行動リズムを測定して周波数データを算出し、ユーザー同士の相性を評価する。
AIを活用したつながりの提案
やりたいことや保有スキルなど、ユーザーがインプットしたテキストをAIで解析し、ユーザー同士の関係性を分析。周波数データとユーザー情報をもとに、相性の良さそうな人や変化をもたらしてくれそうな人を提案する。また、それらの人と交わることで生み出される可能性のあるプロジェクトを「Serendipity Project」として提案。つながりのきっかけやアイデア創出を促す仕掛けも施している。
共創を生み出す「Blooming Camp」
さくらインターネットが運営するオープンイノベーションのための施設「Blooming Camp」では、リアルの場所とオンラインを掛け合わせて人が集まる「場」と「機会」をつくり、人々の交わりによってイノベーションの種を生み出すをことを目指している。「Buddies」は、業種や文化、年齢などの垣根を越えて、いつでも・どこでも人と出逢える場として提供。実証期間中には「Blooming Camp」施設内の特設ブース設置に加え、イベントの企画も検討しており、リアルのつながりも促す。
相性のいい産業分野
- メディア・コミュニケーション
人とつながる領域や可能性を広げて、アイデア創発・事業創造を加速
- アート・エンターテインメント
イベント・展示会などで参加者同士をつなげるツールとして活用
- 生活・文化
利用者の行動リズム・嗜好に合う従業員による対応で付加価値を提供
- 教育・人材
オンラインとリアルを組み合わせたマッチング事業の展開
プロジェクトや新規事業のメンバーを見つける人材発掘サービスの開発
この知財の情報・出典
この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
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Top Image : © さくらインターネット 株式会社