人工サンゴ礁
人工サンゴ礁は、人工的に再現されたサンゴ礁の生態系。アクアリスト(*1)のノウハウとIoT・AI技術の組み合わせによって、自然に限りなく近い環境「人工生態系」を構築。2020年5月には、その内部でのサンゴの人工抱卵を実現させた。現在は、世界初の産卵時期をコントロールした人工産卵成功を目指して研究を進めている。将来的には、サンゴ礁の炭素固定による温室効果ガスの抑制効果のみならず、任意の海洋環境を別所に再現する「環境移送技術」の確立へ繋がることも期待される。
(*1) アクアリスト: 観賞魚の自宅飼育など、趣味レベルでも何らかの海洋生態系を構築する能力を持つ人
株式会社イノカは環境教育にも力を入れている。要注目の体験型環境教育プログラム「よこはまサンゴ礁ラボ」は、2020年9月の開校予定だ。